夜中のキュウリは生き生きしてますけれど…
連日、東京オリンピック2020の熱戦の模様が伝えられ、前評判通りにメダルを獲得された方、自己ベストを出された方、惜しくもメダルを逃した方と人生様々でありますなぁ。本来ならば、日本人選手のメダル獲得に諸手を挙げて喜んでいるところなのだろうけれど、一方では誹謗中傷のコメントが流れてしまうのはどうしてなのだろう…何かなぁ?コロナ禍だけではなく、「選別」「分断」といった政治的な流れが、我が国民の心をギスギスとしたものにしてしまったような気がしてしまうんですよ。アスリートたちに何の罪もないのに、活躍したこと、勝利したことに「妬み」といった感情が伴ってしまっているような気がしてなりません。勝てるものなら勝ちたい…小学生のかけっこだって、一等賞とビリは必ず生じるものであり、得手不得手というものはそれぞれ。勉強が出来る子、運動が得意な子、その両方を手に入れる子もいれば、残念!どちらもそこそこにという子だっているもの。さらに残念!!!どちらもダメな子は…生きている。生き残っていけるということだけでも素晴らしいことだと思うんですけれどね。(ただね、親としては生きているということだけでは、満足できなくなるからややこしいんですけれど^^;)そして、生き残っていくことすら、難しい世の中になっているような気がします。
ここまで育つでしょうか^^;
「努力が必ず報われるとは限らない。しかし、成功者は皆すべからく努力している。」…アントニオ猪木さんの言葉だったか、マンガ「はじめの一歩」の登場人物である鴨川会長の言葉だったかは定かでありませんが、歳を重ねて、そうだよねぇなんて思うようになりました。「努力」に対しては、それなりに評価を与えたいとは思うのでありますが、世の中で問われるのは「成果」であって「過程」ではない。才能が無いことなど十分承知しているのだけれど、頑張ったことには何がしかの報酬を…そうは問屋が卸さないから「妬み」が生まれてくるのかも知れないなぁ…。
今までは、「結果の平等」という言葉に騙されてきた。問題は「(参加)機会の平等」ということなのだろうけれど、そのことさえも難しい世の中になってしまったのかも知れない。「勝利の女神がほほ笑んだ。」なんて言いますけれどねぇ…日本における「勝利の女神」って誰だろう?(日本は軍神が多いのでねぇ^^;)…東征に向かう『日本武尊(やまとたけるのみこと)』に「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」を与えたと言われているのが『倭姫命(やまとひめのみこと)』であり、やんちゃな『日本武尊』に「慎みて怠ることなかれ」と諭したなどと伝承されているとか。「怠ることなく」頑張ってはいるつもりではありますが、空から降って来るお日さまには如何ともしがたい。『おやじぃ』も「草薙剣」で陽を打ち払いたいところでありますが、今のところは「抑制キュウリ」の生命力に頼るしかありませんなぁ…今日流した汗の結果は後から付いて来る…ホントかなぁ(笑)