我がオッカーには「棘」はないようである^^;
「バラに棘あり」などと言われますが、美しい物(者)には、時として人を傷つける一面があるということらしい。常に傷つけるのかといえばさにあらず、時として人を傷つけるということだから、棘があるから美しいということでなく、美しければ必ず棘があるということでもないようである。(かなり意味深ではある^^;)
さて、加工用のナスを植えていて、毎日収穫作業に追われておりますが、収穫の際に刺さる「棘」の痛いこといたいこと。とりあえずは、針で突いて取り除いておりますが、垂直に刺さるから非常に取りづらいのでありますよ。(ましてや、目が遠くなっておりますので、なおさらです。)
集落でお世話になっている『タケちゃん』の長男が急逝し、何かお手伝い出来ることはないかと思案しておりました。掛ける言葉も無く悶々としておりましたが、よくよく考えて、キュウリ栽培をしている関係から、昨日の早朝に畑に出向き、「今日明日と収穫のお手伝いをしますか?」とだけ声掛けしてみた。家畜を飼育していたり、キュウリを栽培していると一日も休めない。一日二日、出荷できないことが勿体ないのではなく、あっという間に肥大してしまうキュウリで植物体自体が痛んでしまうことが心配なのでありますよ。田んぼ作業もカメムシ防除の時期となっていて、息子を失った悲しみとは裏腹に仕事が立て込んでいるようである。(我が家も同じ状況ではあるのだけれど…。)周囲に大規模農家はあるけれど、キュウリを手掛けているのは我が家だけであり、「義を見てせざるは…。」という訳で、本日も収穫のお手伝いに行って来ます。後から訪れるであろう「喪失感」に、今は無言で対応させていただくことにいたしましょう。