気持ちはあるんですけれどねぇ…
表題「雨ニモマケズ」は、宮沢賢治の遺作となった有名な「メモ書き」である。メモの冒頭に「11.3」と書き込みがあることから、1931年11月3日に書き残されたものらしい。死後に発見されたことから、記述内容の解釈巡って、色々な論争があったらしいことを改めて知りました。
そして、『おやじぃ』は考える。「雨ニモマケズ」…雨除けハウスだから、雨なんてへっちゃらだよ。「風ニモマケズ」…今年は春先の強風で、三度天幕が飛ばされかけたけれど、何とか難を逃れましたよ。「雪ニモ」…そうそう、雪が降れば長男『ポン太郎くん』が雪かきをして、何とか5年間潰されずに過ごしてきた。「夏ノアツサニモマケヌ」…これだけはどうにもならない^^; もう直ぐ、抑制キュウリの苗が届くというのに、毎年、ハウス内の暑さに喘いで作業から逃げている。今年は、ご丁寧に遮光ネットを張って暑さ対策をしたのだけれど、それでも蒸しかえるような暑さに辟易しております。結果、堆肥搬入もまだ8分の1を終えたところ…元肥を施して、耕運して、畝立し、マルチを張って…キュウリ苗を迎える準備が進んでおりません^^; 宮沢賢治は「夏ノアツサニモマケヌ」「丈夫ナカラダヲモチ」と願望を語るのだけれど、虚弱体質のお百姓さんにはマネできない。ましてや「欲ハナク」…とんでもない!「欲の塊」のお百姓さんでありますよ(笑)
ざる蕎麦だけでは身体が持ちません^^;
さて、昨年は体調不良で、体重が過去最高記録を達成し、作業ズボンの腹回りがパツパツだったのだけれど、この春からの『強制(矯正)労働』で体重が5kgほど減少し、元の体重に戻ってしまいました。結果、作業ズボンはベルトをしないとずり落ちる『ざんま(様)』であります^^; そうそう『〇✕式ダイエット』なんてお金を掛けていないで、我が農園に来て見なはれ、『強制(矯正)労働』で入会金、月会費の必要もなく、場合によっては最低賃金を与えられてダイエットに成功するに違いない(笑)
はてさて、昨日は『ネッキアテ(中干作業)』で田んぼの中を『こざき(雪やぬかるみを歩く)』回って、太ももの辺りがパンパンに張っております。「去年からすれば体力も回復しているはずなのに脚が張る。親父は70後半まで田んぼ作業していたんだからなぁ~。」などと、応えることのないオッカーに向かって語り掛けている。オラもあと10年お百姓さんできるのだろうか?雨にも風にも負けないけれど、夏の暑さだけには負けている…『賢治先生!』そうして無理を重ねるから短命に終わるのよ。細く長く、ウダウダと…何とか延命策を模索する『おやじぃ』でありましたとさ…朝仕事にすれば良いでしょう?そうなんです、今朝はボランティアで河川敷の草刈りなんです。こうして暑い盛りに堆肥を運ぶ日々なんですなぁ(笑)