その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

『笹巻き』作ろう…Live

2009-06-07 21:17:17 | 食とレシピ

6月の私の誕生日には、亡くなった祖母が作ってくれた『笹巻き』 今は、誰も作る人が居ないので、ひとつ自分で作ることにしました。大丈夫です。私も初めてですから…^^;
まず、準備するものは、
1.笹の葉 100枚 (自分のフィールドで採って来てください。上から5枚目位が手頃と聞いたことがありますが、画像でお分かりのように、5枚目はサビが出ていたので、今回は私と同じ3枚目を使用します。)
2.モチ米 5合程度(近所の農家から、5kg 2,000円で分けていただきました。)
3.いぐさ 50本(私のフィールドには無いので、スーパーで購入。熊本産198円。)
            
モチ米は、良く研いでたっぷりの水に一晩漬けておきます。笹の葉と自分の手は、ちゃんと洗ってください。いぐさと共にこれも一晩水に漬けてみました。

            
笹の葉とモチ米は、作業前にザルに上げ水を切りましょう。これで準備完了。
            
まず、笹の葉の先3分の2程度を使って、円錐形を作ります。この時、先端に隙間を作らないようにするのが、この作業のキモです。
            
この円錐に、モチ米をレンゲで一杯程度詰めます。後から煮て仕上げますので、この時も欲張らないのがキモ。
            
続いて、笹の葉の柄の部分を円錐の開口部に被せます。ここからは、各家庭によって成形の方法が違うと思いますが、祖母がやっていた方法を思い出しながら再現してみます。もう一枚の笹の葉を、折り込んだ葉の部分に重ねます。
            
重ねた笹の葉をふたつ折にします。この時、葉柄の方を長めにすると、後からまとめ易いような気がします。(習うより慣れろです。)
            
重ねた笹の葉を三角形に沿って折り込みます。
            
最終的には、こんな感じの三角形にまとまればOKです。ここからが少々難しい。いぐさの一端を口にくわえ、三方向をタスキ掛けしていくのですが、
            
私も亡き祖母の様子を思い出しながら結んでいますので、上手に説明できません。画像を見てタスキ掛けのイメージを持って結んで見てください。味に変わりは無いはずです…^^;
            
笹巻きを6個程度まとめていぐさを結びます。(後で吊るします)大きめの鍋で水が切れないように、水から煮ていきます。沸騰してから20~30分間、じっと我慢します。
            
茹であがるまでの30分間、今年の我が家のいちごでもご賞味ください。
ちなみに、この間、男の料理の場合は、後片付けをしておきましょう。いくら上手に作っても、台所に笹の葉やモチ米を散らかして置くと「おっかぁ」に叱られることに成りますから、くれぐれもご注意を…^^;
             30分経過…(まぁ、適当な時間を)
            
はい、完成です。茹であがりは、ザルに取って冷まし、水分を飛ばします。後は、きなこなどお好み次第で、お召し上がりください。いぐさを水に漬けないと縛りづらいですし、縛りが甘いと茹でている最中、崩れてしまいます。私も3個、爆発させてしまいました。モチ米は、キチキチに詰めなくとも後で膨らむので大丈夫なようです。
初めてにしては、満足の行く結果であります…エヘン。

これから妻の実家に行って、小道具を仕入れてきます。味見は、夕飯で…。

続く…。



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