馬鹿バッチ(末っ子)の大学合格祈願をしながら、
我が町の有り難い『亀岡文殊堂』を紹介して参りました。
参道のスベリ止め(案内表示)に忠実に従ったお陰で、
昨日、息子のスベリ止め大学から合格通知が届きました。
(スベリ止めという表現は、大学や関係者に失礼かな…。)
観光客や合格祈願者は、ご本尊たる文殊菩薩を目指し参道を
進むわけですが、代参するバカ親父こと私は、参道の石仏に
興味をそそられます。
第一志望の大学は、今のところボーダーライン上ではないかと
思いつつ、ライン…線…縞模様…などと言葉遊びをしていると、
トラと思しき動物を従えた羅漢さんの石像があるではありませんか。
世に『十六羅漢』という言葉、名称は知れておりますが、
果たして、この羅漢さんのお名前は何なのか?
お気楽親父は、どんどん脇道に逸れていきます。
仏画などで類推するに、第六尊者『跋陀羅(バダラ)尊者』
ではなかろうかと自分なりに結論づけました。
さて、『跋陀羅尊者』とは一体何をされた方なのでしょうか?
羅漢さんとは、涅槃に渡る「お釈迦様」の勅命を受け、衆生の
救済を図る尊い仏弟子さんたちであり、
修行の結果、もうこれ以上学問を要しないとされる「無学位」の
方々であり、学費と4年間の在籍で、学士号が得られる当世の大
学生やお金で学位を買うなどという不埒な博士とは、その成り立
ちから隔絶の感がある方々なのであります。