お父さんの100円で買える『おつまみの旅』は本日お休みして、成績表の話。
この時期、成績表のお話などと言うとドキッとしますよねぇ…そうそう、我が家の長男『ポン太郎君』も、非公式ながら4年生に成れそうであります。ということは順調に行けば就職もしなければならない年となる訳でありますが、『ポン太郎』という名前が示すとおり競争するという意思が薄い…これもまた「ゆとり教育」の弊害なのでありましょうか、ゆとりの名の下に人生もゆとりをもって取り残されていく気がしてなりません^^;
彼は彼で何とかしてくれるでしょう。また、そうしていただかないとコチラが困る。と言う訳で、「成績表」は『ポン太郎君』の成績の話ではなく、『夢屋王国』の成績表(収支決算報告)なのであります。将来の自立国家を目指し、2012年の国家内の農業総生産高や対外収支…(GNPなどと表現すると格好が良いのでありますけれど^^;)試験施設である雨除けパイプハウスを建設した結果、大幅な赤字計上を覚悟していたのでありますが、平成24年産米の買取価格が良かったことと、生産費の節減に努めたことにより、そこそこの結果を残すことができました。当然、今のところ自給野菜としてしか生産していない畑作物は、超甘アマな時価評価をしている結果ではありますが、収支トントンくらいの世界がようやく見えてきました。
「成績表」というと、通常、子どもの時から評価される側であり、自己評価するなどということが少ないものだから、他人の失敗は厳しく追及し、自分の失敗は適当に誤魔化すという甘い評価を行うことによって、優秀な農業生産国の仲間入りが出来るから不思議であります^^;
まぁ、実際には生産技術を安定させて、良い物を確実に販売できる体制まで高めなければいけないのでありますが、3年めの成績表にしては実に立派であると自己満足して、今年も頑張ろう…とでも、まとめておかないと労働が辛いのであります。何とか現金収入を確保して、毎晩のビール代金くらい確保できるような生産国に成りたいのでありますが…。
夏の日盛り、夕涼みがてらに茹でたての「枝豆」とビールがあれば最高…^^;
昨年は、早生品種の「湯上り娘」や「幸福豆」、晩生品種の「だだちゃ豆」に「秘伝豆」を植えて、時期をずらして楽しむ予定を立てました。前半戦はご近所に分けたり、ビールのつまみとして消費されましたが、後半戦の豆は外気温の低下(9月後半の収穫)もあって枝豆として楽しむよりも、お正月の青豆(浸し豆)として保存する方向に転換…天日乾燥させながら、ただ今雪の下であります^^;
お父さんの100円で買えるつまみの旅は、ついにファミマの「塩味えだまめ」に到達いたしました。内容量140gで100円。夏場、ザルを抱えて食べていることを考えれば物足りなくて当然でありますが、ちょっとした居酒屋ならば300円程度請求される品物でしょうか?原産国名は「タイ」、輸入者は「㈱ニチレイフーズさん」であります。国内製品だったら一体どこが違うでしょうか?まず、鞘の中の豆の数…鞘に二個入っているものと三個入っているものを選別する作業が出てくるでしょう。(一個だけの鞘は当然はじかれます。)俗に言われる「高品質」…まったく同じ味なのに、見た目が重視されるから、一定の価格を得るためには選別作業が欠かせないのであります。そして、求められる提供価格が労働単価に見合わないから、日本製品は駆逐され、手軽に「タイ産」の枝豆を100円でごちそうになることになるのであります。
「3.11」…2年も経過すると、何故か熱さが喉を通り過ぎてしまう。(まだまだ、揺れに対するトラウマはありますけれど)スーパーにはインスタント食品や乾麺の類が姿を消し、自家用車のガソリンが詰められなくて国道に並んだ車の列…比較的、手に入りやすいと新潟県まで携行缶を抱えて買出しに行った方も…。私の場合は、たまたま二女の卒業式(3.11)に出席していたオッカー(東北新幹線が普通となり、東京に足止めされておりましたが)を上越新幹線回りで帰るルートにして、新潟駅まで迎に行きガソリンを満タンに詰めていたから慌てなくて済んだだけであります。暖房用の灯油は、400ℓの備蓄タンクに給油したてだったという幸運も重なり、生活資材の不足に慌てる必要が無かっただけ…一歩歯車が狂っていれば、暖房が出来ない状態に陥ったことでしょう。「枝豆」の選別作業から考える日本人の豊かさ…やはり、危うい国民のような気がするのは私だけでしょうか?
「3.11」あれから早や2年が経過いたします。
激しい余震と雪で大荒れの午後だったこと。山形県はさほど大きな被害もなく、県立高校入学試験の翌日であったことから、子どもたちに不安や混乱が起きなくて良かったと呑気なことを語っておりました。停電が続いていたものだから状況が良く分らない。運良く新潟県方面からの送電エリアにある我が家では、電気も使えたしテレビで被害状況を確認することも出来て、被害の甚大さに改めて驚いたのであります。
そんな状態だから、今では何事も無かったかのように日常を過ごしております。
さて、そんな学習能力の無いオジサンの日曜日は、東北地方(太平洋沿岸地方)の復興状況を伝えるテレビ映像を見て寝た…今でもボランティア活動を続ける方々や仮設住宅での生活、或いは福島原電事故による避難生活をされている方もいらっしゃるのに、私はウダウダと惰眠を貪っているのであります。
何か生産的な活動は出来ないだろうか…パソコンのゲームにはまって、麻雀ゲームを続ける体たらくであります。何か収穫があったのかと言えば、とある局面で対面の打ち手が「四暗刻」という役満を上がりました。こんなことは数の内…数回打ち続けるうちに、私も「大三元」という役満がテンパイ…しかし、上がれない。七個入り100円のファミマ「たこ焼き」をレンジでチ~ン!こんな生活で良いのだろうか?
小さいながらも、しっかり「たこ」が入っております。ソースや青のり、かつお節は入っておりませんけれど…小さなたこを見つけて喜んでいる小さな幸せ…普通の生活ができるってことが、とても幸せに感じる小さなオジサンをしておりましたよ^^;
「52歳、もう一度妻を喜ばせたい。Suntory…。」
世のお父さんたちよ!何も妻をもう一度喜ばせたいなどと力む必要はありません。妻たちは、せっせと生命保険を積み立ててくれているのだから、もう一度などと頑張らず、素直にあの世に行っていただきたい。そうしたら妻たちは両手を合わせて喜んでくれるに違いない。しかし、これはあくまでも、まとまった生命保険が残せる場合であって、それすらも無い場合は、静かに定年退職まで黙々と働いてください。そして、静かに消えてください。男と女のすれ違いと勘違いは、遠い昔から始まっているのであり、サントリーウェルネスさんにお手伝い願ったところで何か解決するはずもないのでありますから…^^;
3月15日の確定申告の〆切り日まであと1週間であります。『夢屋王国』の1年間の生産活動をまとめたところで大赤字でありますから、納税の心配などする必要が無い。しかし、どれだけ努力と智恵によって赤字を圧縮できたのかを実感するためには、やはり収支を明らかにしておきたい…小1時間も電卓をたたいていれば収支などすぐ出そうなものであるが、今年はずぼらに構えていたせいで領収書がアチコチに飛んでしまっている。飛んでしまったところで、赤字なのだから、これはもはや経営という域を超えて、趣味の世界を精算する作業なのだけれど…。
「中華」とは、元来、漢民族の中華思想に由来する言葉であって、ラーメンや料理を指し示す言葉ではありません。夜食替わりに、お決まりの118円カップ麺を食べて、『夢屋王国』の決算を結ぼうと思ったのでありますが、途中で気分が萎えてしまいました。金曜日の夜は、上の目蓋と下の目蓋が仲良しで、伝票整理なんかやっていられない。明日やれることは明日の仕事にしよう…50代のオッサンは、静かに眠る。これが妻を喜ばせる秘訣です。
除雪車によって道路の路肩に押しやられ、うず高く積み上げられた雪が『ズカズカ』と消えていきます。気温が上昇し一気に雪が融けて無くなる様子を我が在所では『ズカズカ』と表現するのでありますが、遅い春の訪れはこっそりやって来るのではなく、『ズカズカ』と足音を立ててやって来るらしい。田んぼに出来た雪融け跡や小さな水路に白鳥が泳ぎ始め、そろそろ北帰行の季節、寒さと暖かさを繰り返しながら確実に春がやってまいります。
さて、コタツに着処寝をしておりましたら、70年代フォークソングのメロディラインの様な曲が夢に出て来ました。ええ、サビの部分から歌詞とともに…聞き憶えの無い曲だからオリジナルに違いない。歌い出しの詩は後から考えることにして、サビの部分だけでも何度か繰り返し歌って忘れないようにしておこう…楽譜に落とせない『夢屋国王』は、この名曲を忘れないように繰り返し歌い、記憶に留めたところで再度眠りについたのでありますが、目が覚めたら曲も歌詞も忘れ去っておりました。確かに目を覚まして何度か復唱したはずなのでありますが、それも含めて夢だったのでありましょうか?2013年のヒット曲がひとつ、夢の中に埋もれてしまいました^^;
「きつね」とくれば「たぬき」…「セブン&アイ」グループのPB商品…東洋水産㈱(マルちゃん)との共同開発商品ですから、ベースは「緑のたぬき」ということになるはずでありますが。関東では「たぬき」は、うどんもそばも有り…揚げ玉(天かす)が乗っていれば「たぬき」でありますが、関西ではお揚げが乗ったそばを「たぬき」と表現するところもあるとか。しかし、こちらの商品は「天かす」では失礼…小エビの乗ったかき揚げ風の天ぷらが乗っているから「青い天ぷらそば」なのであります。
「きつねうどん」に比べて、油で揚げた天ぷらが入っている分だけカロリーが高いのかと思いましたら、「きつねうどん」は内容量71gで329kcal
、「天ぷらそば」は内容量73gで342kcalと13kcalの差しかありません。(とは言え、g当たりのcal数は天ぷらそばの方が多い。これできつねうどんの方がg当たりのcal数が高ければ、化かされたとオチに使う予定でしたが、残念であります。)
やっぱり、カップ麺の「そば・うどん」類は食感のゴソゴソ感が気になるところであります。そう、昨日も書きましたが、手が届きそうで届かない部分…痛し痒しの部分を改良できれば、『夢屋食品』のヒット作間違いないところなのでありますが、70年代フォークソングのサビと同じように、研究意欲は遠い夢の中に埋没してしまうのでありますよ^^;
確か昨日の晩は、食卓にかきフライとオムレツがあったような気がする。その前の日が焼き魚で、その前は…シャバシャバのスープカレーか?我が家の晩飯のおかずを思い出し、書き並べたところで庶民の食卓ですから自慢になる物はございません。ブログを更新しながら、晩飯のおかずを思い出しながら自分の記憶力を確認しているだけであります。三上延さん作の「ビブリア古書堂の事件手帖」は重い作品でもないから現在、発行されている4巻まで読んでしまいました。『夢屋国王』は単行本で本を買うことなどないから、読み終えた文庫本の処分に困ってしまう。私はこれだけ本を読みましたなどと自慢するように飾る本でもないし、図書館に持ち込む訳にもいかない。古書店に持ち込むという手もあるかも知れませんが、結局、バザーなどの無料頒布で使ってくださいなどという処分方法に落ち着くのであります。本だけは好みもあるし、出稼ぎ先の新人君も一切本は読まないというから、いくら新刊やテレビドラマの原作だからと言って押し付ける訳にもいかないのであります^^;
「趣味は、読書に映画鑑賞です。」などと履歴書に書いておけば無難だった時代はいつの日であったでしょうか?高校生時代は「横溝正史」の推理小説にハマリ、学生時代は専門外の社会科学や本格小説を多少は読みました。結婚を機に部屋の整理を兼ねて蔵書(ほとんどが文庫本でありますが)を処分し、彼是20年以上本(小説)を読まない生活だったような気がします。我が家の古老が晩年に時代小説を読み始め、他界後に段ボール箱ひとつ整理したのでありますが、私自身も同じような生活スタイルになっているような気がします。ただねぇ、『大人の眼鏡』をかけて本を読むのは結構つらいのでありまして、レポートを書くためにいつ何時まで読まなければならないという制約がないから読んでいるようなものであって、読んでいる片脇から内容なんかきれいに消え去っていくのであります。だから、冒頭のように晩飯のおかずを思い出しながら、自分の記憶力を試しているのでありますよ。
さて、「セブン&アイ」のPB「きつねうどん」は、東洋水産㈱との共同開発商品であると表示されております。東洋水産と表示されるよりは、「マルちゃん」のブランドを表示された方が一般的であります。「マルちゃん」ならば「赤いきつねに緑のたねき」が有名で、コンビニ内にも当然商品は置いてあるのでありますが、紙パックと簡易な印刷でPB商品を出すメリットはどこにあるのでしょうか?価格は118円で、少々お安く仕上がっておりますし、この辺に落ち着くのでしょうかねぇ。残念ながら、カップ麺のうどんは、麺の食感やのど越しが今ひとつであります。当然チルド製品のうどん100円との価格競争となるのでありますが、チルド製品は素うどんであって、一切、具が入っておりません。独身者には手軽さでカップ麺の勝ちということになるのかも知れませんが、カップうどんの食感を改善できればひと儲け出来る。ここが、庶民とお金持ちを分けるアイディアの分岐点のような気がする…^^;
一日の仕事が終わり帰宅して玄関先で空を見上げた時、空の色というか匂いと言うか、ふと春を感じました。一日々々日が長くなっているから、朝起きてブログネタの画像をカメラで納めることが出来るだけの日の光が得られるようになりました。大体、朝起きてと言うよりも、窓から差し込む日の明るさで寝ても居られない。我が家の『柴犬コウ(本名:さくら)』の抜け毛が多くなってきた。朝から遊びに行きたくて国王を起こしにかかる…すべて、春を感じさせる予兆であります。昨年の今頃は、もう畑仕事がしたくてウズウズしていたのでありますが、今年は秋口からの疲れを未だに引きずっており、もう一寸だけゆっくりさせて欲しい気分でありますよ。
夕刻、近くのコンビニでブログネタを仕入れに行きました。100円で買えるオジサンの晩酌のつまみ…ファミマの冷凍食品から、セブン&アイの商品に触手を伸ばして見るのであります。ここは友人である『貧乏父さん(H.N.)』が日本酒「菊水」の値札を見て、近くのスーパーより10円安かったと嘆いたコンビニであります。夕刻の時間帯のレジ打ちのオバチャンは知人の奥さんでありますから、大量のカップ麺やスナック菓子類を仕入れる姿を見られると、オッカーに出て行かれたのではないかと思われそうで少々具合が悪い。ましてや今夜はワンカップなども仕入れたから、淋しいオジサンそのものであります。
「ご免なさい。タッチパネルで年齢確認をお願いします…あれ、出ない!!!」
大体、こんなオッサンをどう贔屓目に見ても未成年者に見えるはずがないのでありますが、コンビニの接客マニュアルは厳しい。オジサンにも年齢確認ボタンを求めるのであります。しかし、地元酒造メーカーのワンカップには年齢確認ボタンが表示されない。
「あれ、出ないわねぇ…!」(奥さん)
「もしかして、そのバーコードリーダーは、加齢臭感知センサー内蔵タイプではないですか?ピッ!ジジイです。年齢確認の必要はありません。なんてね。」(夢屋国王)
ガハハ!久々にウケたウケた。「今度からオジサンたちの耳の後ろ辺りにバーコードリーダー当ててみましょうか?」ですと…じゃかましいわい^^;
ちなみに、画像のスティックポテトでありますが、内容量40gで225kcal。以前ご紹介した北海道土産の「ジャガポックル」に似たお味でありますが、こちらは岡山県の「ブイエフアンドティ株式会社」製造であります。決して家出はしていない我が家のオッカーにも食べさせながら、「マッシュポテトを揚げたんじゃないの?」「いやいや、これはスティック状にしたジャガイモをフリーズドライして揚げた物ではなかろうか?」などと、「ジャガポックル」との製法の違いを探偵する『夢屋夫妻』でありましたとさ。
久し振りに夫婦の会話が成立してめでたし、目出度し。「石垣の塩」は、あまり意味が無いかな^^;
北海道で起きた暴風雪の犠牲者は9名に上ったとのことであります。吹雪の日に小さな吹き溜まりが出来ることは良くあることですが、視界がまったく利かない状態で私も一度だけ大きな吹き溜まりにジープごと突っ込んでしまいそうになった経験があります。夏場の記憶で道路の大まかなルートは頭に入っているはずですが、目の前が何も見えない世界で道路わきのスノーポールを頼りに車を進めるものの、道路脇の側溝に転落しそうになる。「ホワイトアウト」という言葉が示すように、たかだか100m程度の道程の方向性を失ってしまうのであります。車を捨てて助けを求めるのか救助を待つのか…目的地が数百メートルといった距離であるからなおさら判断に迷ってしまい、結果的に痛ましい事故につながってしまうのであります。吹雪の翌日は高気圧に覆われて晴天?一体何が起こったのかと天を仰ぐしかないのであります。
さて、暇つぶしに読み始めた「ビブリア古書堂」は、読んでから観るか、観てから読むか?何やら昔のコピーにあったように文庫本の第4巻に入り、月9のテレビドラマを先回りして読んでいる状態になりました。ドラマは原作が脚色されているから少々設定が違うのでありますが、50オヤジは自慢気に家族に原作の設定を語るのであります。ネット検索していると『篠川栞子さん』役の「剛力彩芽さん」の評価が二分されているようであります。女子はこうした場合、辛辣と言えるほどの評価をする方もいらっしゃるのでありますが、50オヤジは特別な感情や関係(当然ではあるが…)がある訳ではないからどうでもよいのであります。しかし、プロフィールが気になって検索すると神奈川県出身、身長160cm、B77?
「オッカー!あなたは身長確か156cm位じゃなかったっけ?ところでBは?」
長女の『有季菜先生』がメジャーを取り出して服の上から測り出す。
「胸囲でもトップでもどこでも良い…どうせ大した疑問でもないのだから。」
「服の上から約80!」 「勝った!」(オッカー)
「いやね、ビブリア古書堂の店主『篠川栞子さん』は、原作では巨乳の設定なんだよ。」
要らぬウンチクがまた溜まってしまった…しかし、原作で登場する書籍を私はほとんど読んでいない。タイトルの「ぴらふ」とは、まったく関係の無い話題でありました。
他所様からすれば他愛の無いことでも、当の本人からすれば運が良かったと思えることがあるものです。チョットしたタイミングの違いで一日が大きく変わってしまう。(いやいや、他所様からすれば、そんなに重要な事ではありませんから^^;)
日曜日の朝、『夢屋国王』は伸びきった髪の毛を切りに床屋に出掛ける。本当は土曜日に出掛けるところだったのだが留守番をするハメになり、明日行けば良いさと日曜になったのであります。ただ心配事がひとつ…床屋さんの定休日が第3週日曜日(家庭の日)と定められており、第1週か第2週のいずれかがもうひとつの休日の定休日だったはず。彼是50年近く通い続けている床屋さんに出掛けたのでありますが、案の定、定番のクルクル回る赤と青の看板に電気が入っておりません。(定休日の証拠)しかし、店舗を覗いてみますと先客がひとり、丁度、ざっくりと頭の周囲を切り揃えたところであります。「もう一寸かかるよねぇ?」「ああ!」そんな会話を交わして、何の不安も覚えず近所の書店に車を走らせる。「剛力彩芽さん」のファンということもないのですが、この週末に「ビブリア古書堂の事件手帖」にハマってしまい2~4巻を買い込んだのであります。10時開店の店に9時55分に入店し、「良いですか?」「ええ!」万事こんな調子であります。
午前中は気になる第2巻を読み進み、昼ご飯を食べて時間調整をした上で床屋に向かう…既に80歳を超えた床屋の店主が駐車場の雪を片付けており、どこか(恐らくパチンコであろうが…)に出掛けようとするところに出くわす。「今日は休みですよねぇ?」「いいよ、いいよ。今鍵開けるから!」定休日に床屋に滑り込み、伸びきった髪を揃えてもらう。まぁ、田舎の商店の良いところというか、理容組合制定の定休日も裏口入学が通用してしまうのであります。整髪が終わったところで定休日の来訪を侘びお礼を言って店を出る。その足で生産組織の必要書類を届けるために会長宅に向かうと、丁度家人が用足しを終えて帰宅したところ…1~2分違えば出直さなければならないところであります。
おお、何と今日はタイミングの良い日なのだろうか…ええ、ええ、どうです、他所様には実に他愛の無い「運の良い話」でありましょう?
お陰様で『夢屋国王』は、かた焼きせんべいを食べながら「ビブリア古書堂」を3巻まで読み進めたのであります。何と平穏な日曜日でありましょうか…^^;
朝から吹雪…北海道では吹き溜まりで足止めされた親子4人が一酸化炭素中毒で死亡するという痛ましいニュースがありました。秋田新幹線「こまち」も先頭車両が脱線、けが人も無かったことが不幸中の幸いと言えます。『夢屋国王』は、朝から「うどんとビールでソぉ~リ~、ソぉ~リ~♪(松任谷由美:守ってあげたいのリズムで)」ご機嫌になっていてもオッカーに怒られません。これは朝仕事で雪かきをした成果だと思っておりましたが、残念ながらオッカーにはオッカーの野望というものがあったようで、長女『有季菜先生』と山形市内に出かけるとか…結果、国王は『柴犬コウ(本名:さくら)』と午後の時間のお留守番を命じられたのであります。先週は集落の役員会でNHK大河ドラマを見逃したものだから、『夢屋シェフ』特製の「明太子スパ」をおつまみにもうひと缶明けながら、大河ドラマの再放送を見て…土曜日の午後はまったりと過ぎて行くはずだったのでありますが…。
『柴犬コウ』は、缶ビールには一切反応を示さないのでありますが、固形物…パスタにご飯…魚介類以外なら何でも口に入れないと気がすまないようで『夢屋国王』の脇を離れないのであります。ガーリックオイルが少々絡めてあるパスタは如何なものかと、ブログネタ用に買い込んである「動物バターメイト」を一袋。横浜市内の宝製菓株式会社の製造であります。一袋90gあたり440kcalと、100円グルメの中では少々カロリー高めであります。最近ではカロリーを抑えたワンコ用のビスケットなどというものがあるくらいですから、人間用のお菓子をワンコに上げることは良くないことではありますが、まぁ、国王が飼い主という訳でもないので、食べるようであればコッソリ上げることにしております^^;
人間のように口を閉じて食べるということが無いから、パンダ柄のビスケットを一枚丸々あげると、開いた口からヨダレがタラ~り…実にお下品なお犬様に変わってしまうのでありますよ。何かねぇ、健康のためにアレもダメ、これもダメなんて、ダメだしばかりされていると、こうしてお下品に食べ物(宝製菓さんのビスケットがお下品という意味ではありません。)をこっそり食べているだけで、体育館の裏で何か悪さをしているような気分になれるのでありますよ。『柴犬コウ』を黙らせるには充分なビスケットでありますが、バターの香りがするホンノリ甘いビスケットは、残念ながら晩酌のおつまみには不向きなようであります。