夏の日盛り、夕涼みがてらに茹でたての「枝豆」とビールがあれば最高…^^;
昨年は、早生品種の「湯上り娘」や「幸福豆」、晩生品種の「だだちゃ豆」に「秘伝豆」を植えて、時期をずらして楽しむ予定を立てました。前半戦はご近所に分けたり、ビールのつまみとして消費されましたが、後半戦の豆は外気温の低下(9月後半の収穫)もあって枝豆として楽しむよりも、お正月の青豆(浸し豆)として保存する方向に転換…天日乾燥させながら、ただ今雪の下であります^^;
お父さんの100円で買えるつまみの旅は、ついにファミマの「塩味えだまめ」に到達いたしました。内容量140gで100円。夏場、ザルを抱えて食べていることを考えれば物足りなくて当然でありますが、ちょっとした居酒屋ならば300円程度請求される品物でしょうか?原産国名は「タイ」、輸入者は「㈱ニチレイフーズさん」であります。国内製品だったら一体どこが違うでしょうか?まず、鞘の中の豆の数…鞘に二個入っているものと三個入っているものを選別する作業が出てくるでしょう。(一個だけの鞘は当然はじかれます。)俗に言われる「高品質」…まったく同じ味なのに、見た目が重視されるから、一定の価格を得るためには選別作業が欠かせないのであります。そして、求められる提供価格が労働単価に見合わないから、日本製品は駆逐され、手軽に「タイ産」の枝豆を100円でごちそうになることになるのであります。
「3.11」…2年も経過すると、何故か熱さが喉を通り過ぎてしまう。(まだまだ、揺れに対するトラウマはありますけれど)スーパーにはインスタント食品や乾麺の類が姿を消し、自家用車のガソリンが詰められなくて国道に並んだ車の列…比較的、手に入りやすいと新潟県まで携行缶を抱えて買出しに行った方も…。私の場合は、たまたま二女の卒業式(3.11)に出席していたオッカー(東北新幹線が普通となり、東京に足止めされておりましたが)を上越新幹線回りで帰るルートにして、新潟駅まで迎に行きガソリンを満タンに詰めていたから慌てなくて済んだだけであります。暖房用の灯油は、400ℓの備蓄タンクに給油したてだったという幸運も重なり、生活資材の不足に慌てる必要が無かっただけ…一歩歯車が狂っていれば、暖房が出来ない状態に陥ったことでしょう。「枝豆」の選別作業から考える日本人の豊かさ…やはり、危うい国民のような気がするのは私だけでしょうか?