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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

日本は、医療崩壊が始まっている!

2021-08-08 00:31:14 | 日記

   オリンピックの放送に明け暮れるテレビ。オリンピックがなかったら、もっと現在の状況が皆に伝わっていただろうに、オリンピックにテレビが占領され、ニュースでさえも、感染者数などは毎日流されるものの 放送の分数は感染拡大の勢いが加速されても、次のオリンピックのニュースへ~とすぐ流れていって、伝わらない。緊急事態宣言になっても、オリンピックの話が溢れたなかで危機感がかき消されてしまったようだった。

          

   

「自宅療養者」は第4波のピーク時、大阪で1万5千人、兵庫では1800人を超えた。これとは別に入院や宿泊療養を調整中の人も、大阪で3500人、兵庫では1900人を超えていた。 「重い肺炎ですぐに入院が必要なのに、亡くなる直前まで入院できない人が何人もいた」神戸市西区訪問看護ステーション「秋桜」を経営する社会福祉士龍田章一さん(35)は、目に涙を浮かべながら当時を振り返った(ココから)。

 この大坂のこの大阪の第4波の悲劇から学んで、「オリンピックの開催の中止か再延長」の声が国民の間に高まったが、開催が強行された結果、変異株の驚異的な感染とも重なって、1月・2月の感染者を大きく超える第5波が上のグラフのように今 我々を襲っている。

そして、8月になって、東京都内で自宅療養中の感染者とみられる、少なくとも8人が死亡していたことが、FNNの取材でわかった(*)。 都内では、8月4日の時点で、感染者の1万4,783人が自宅療養していて、1カ月で13.5倍に急増している。

            *(東京都の発表では、第5波で初の自宅療養者として女性の死亡をしている)?この違いはどこから???

「重症者の数が多くない」「重症化しやすい高齢者はワクチンを打っている」「人流は増えていない」などと首相は言い続け、無観客にしたもののオリンピックを強行開催した政府。ここに来て、まさに「医療崩壊」状態にある事実に目が覚めて、突然の手のひらを返し「安全・安心」を根本から覆した敗北宣言とも思われる「入院制限」という政策を打ち出した。野党はもちろん、自党内からも反対の声が上がっている。

上のグラフをみても、この急激なカーブでは、これから先週の4連休や今回の3連休、お盆休みの人流増加の結果が2週間遅れで加わり、変異株の感染力の強さでどこまでこのカーブが上がっていくのか、空恐ろしい。 今後の陽性と分かりながらの自宅待機者は相当数になるのは目に見えているといえる。 正直、4波までは、実際の生活の中では人づてに1人の感染者の話を聞いただけだった。だが、最近は、この数週間で続けざまに身近で3人の感染の話を聞いた。まさに、感染者の増化を肌で私自身も実感しつつある状態だ。

   オリンピックにうつつを抜かしてこの事実を見過ごすと国民の払う犠牲は大変なモノになるかもしれない。「そんなことないだろう」と、まだ危機感を感じられない方は、是非、"CHOOSE Life Project"の下にコピーしたyoutube 動画を見てほしい。

      *Choose Life Project は、佐治洋(2007年に東放制作(現TBSスパークル)に入社。TBS社会部記者、『報道特集』などの元ディレクター)が、2020年3月に退社。安保法制成立で「(日本はもう)このままじゃだめだ」と、「”今のテレビ”ではできない報道をやりたい」と、仲間の有志と立ち上げた視聴者に支えられて運営している、無料youtube チャンネル。

   現場がどうなっているかを、コロナの治療の最前線に立つ倉持医師や、伊藤看護師が生の声で語っているだけでなく、感染者の声なども聞ける。オリンピックに目を奪われることなく、現実を直視して、身を守る行動を徹底しよう!

   「悲劇が起こるまでは、そんなことはないだろう~と『タカ』をくくって行動しない」日本の悪癖と、日本人はしっかり決別しないと行けない。もう、国民から多くの犠牲者を出してはならない!!!もう福島原発の二の舞はいやだ。決して繰り返してはいけない。

   危機感をしっかりもって、夏のこれからの休みを、乗り越えていきたいところだ。「緊急事態」だということを、忘れずに。 


【日時】 
2021年8月7日(土) 21:00-22:00

【番組概要】
シリーズ「コロナ禍の五輪開催を考える」の第7弾。新型コロナウイルスの感染は、専門家が指摘していたとおり、これまでにないスピードでひろがっています。そうしたなかで政府が打ち出したのが、「入院制限」の方針です。重症患者や重症化リスクの高い人以外は「自宅療養を基本とする」というもので、中等症でも自宅療養となる可能性があります。この政府の方針転換で何が起きるのか、日々コロナ対応にあたる医療従事者に伺います。  

【出演者】 
MC
町田彩夏(政治アイドル)
ゲスト
倉持仁(インターパーク倉持呼吸器内科院長)
伊藤淳(感染管理認定看護師/立川相互病院)
 

  上の絵の部分をクリック、またはココをクリックすると、サイトに飛べて今もう放送は終了し、いつでも無料で見られます。 

  上の配信の中で、政府にはもう頼れない。自治体の首長さんたちが、自分の県で他国がやったような大規模な仮設の療養施設を至急手配するのがいいと言っていた。自治体の首長さん、頑張ってください! 

     *政府も、お台場、船の科学館あたりに一時作る話があったが、医者の手配はパラリンピックを中止すれば、今オリンピックに7000人の医療関係者が取られていると報道があったから、その人員を使ってどうにかできないか?重症者を増やさないためには、医療関係者を国民の安全・安心を最優先に医療行為に当たってもらうことが1番だ。

  アメリカの論文では軽症者を隔離入院させないと感染が収まらないというデータが出ている。当然だろうと思った。

  検査を拡大して軽症者を見つけずに、見つかった軽症者を重症化するまで自宅で待機させるような政策では、重症者を増やし、国民を死の危険と背中合わせにすることになる。やっていることが無茶苦茶過ぎる! 軽症者にどんどん見つけて「いち速く治療をする」。これしかないだろう!!! そのために、軽症者の入れる施設も仮設でいい作ろう。中国がやったように。

   お医者さんが、看護師さんが、もう悲鳴をあげている。

 

  

コメント
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