昨夜は、雲が重く垂れ込めていて、少し雨が降ったりもした。だから、諦め欠けながらも、寝る直前に夜空を一応習慣になっているので見てみた。すると・・・ダメだと思っていたのに、明るいところがあった。「えっ、お月様、出てきてくれるの???ちょっと待って、カメラもってくるから~」慌てて、カメラを家の中から持って出てみると・・・
<2021年8月25日1:12>
雲のもやもやの中から、月の輪郭が現れたっ!
お話している間はない。小さな隙間から月が顔を見せてくれていることが分かった。何回か写真を撮っている内に、どうにか欠けたところのクレーターも見える写真が1枚撮れた。「お月様、パラリンピックは検討もないままなし崩しに始まっちゃいました。競技する人を責める気持ちはないので、やるからには全力を尽くして練習した成果を発揮してほしいけれど・・・これ以上、感染が広がって苦しむ人がでませんように。人々が最善の努力でこの難局を乗り越えられますように」と月にお願いしました。
すると、まるで私の言葉を聞くためにだけ出てきたかのように、その言葉を受け取ると、月を雲がどんどん取り囲んで、見る間に月は見えなくなってしまいました。何とも、不思議な瞬間でした。
「おやすみなさい、お月様。どうぞ、自分の利益のためでなく全体のことを考えて正しい20行動をしようと頑張っている人たちに力を与えて下さい」
さて、今夜の月の出は、20:05。このブログを書いている間に、もう低い木から抜け出して見えている頃かな?思い立って、カメラを提げて見に出てみました。南東の空高くには木星が燦然と輝いていましたが、昨夜は月が見えるのがやっとの天気で木星とどのくらい離れたかを見られませんでしたが、今夜は南東にはみえなかったので、北寄りの地平近くが見えるところに歩いていくと・・・
思った通りに木の上に顔を覗かせたばかりの黄色い月がすでに姿を見せてくれていました。
「お~い、こんばんは。今日は私の大好きな色をしたお月様だね」
昨日までの東京の検査数と感染者数、陽性率のグラフです。少し、感染者数や陽性率が下がっているように見えますが、安心して大丈夫だと思いますか? PCR検査能力が急激に膨れ上がった患者の陰性確認やパラリンピック関係者のために割かれているからPCRを新規の患者に検査する能力が、いくら最大のPCR検査能力1日5万件以上と言っても追いついてないのではないか? ついつい悪い方に疑いたくなる。
入院の重症者の数が増えないのは、いいことなのか?
入院できていない「自宅療養者」(実態は、「自宅療養難民」と呼ぶ事態になっているのではないかと疑っている)が増えていれば、重症者が増えないのは、安心材料ではなく、医療がより危機に瀕してもう入院ベッド数が限界に来て収用し切れないでいる悲劇の数字といえるだろう。数字のどこをどう見るか、ちゃんと見間違えないようにしないといけないと思う。
今日のお月様にも、心から「罪のない人たちが苦しまないですむように、どうぞ力を貸して下さい!」とお願いしました。子どもたちの中で感染が広がっているというのも、とても心が痛くなります。