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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

6日連続の「ダブルお月見」継続中!

2023-12-03 08:59:28 | 惑星・天体ニュース

      気づけば、同じ1日の中で、西の地平に沈む前の月と、それがぐるっと地球の反対の空を巡って東空に再び昇ってきた月を見る「ダブルお月見」が、昨日で6日連続で見られています。

     

    では、昨日の6日目のダブルお月見の様子をお伝えしてみましょう。上にあるように、日の出前の未明の空で月を見つけました。

    

    でも、まだまだ存在感いっぱいの月は朝の青空の中でもしっかり見えました。

    

    すっかり葉を落とした銀杏の枝が、月に手を伸ばしているように見えました。大空を独占して、ちいさいけれど月は浮かんでいました。顔を下げて歩いていると見落としてしまう美しい月の姿です。

    

     実は、今朝も快晴。これより少しだけ欠けた月が、今も見られます。今日の月の入りは11:19。西の地平線ちかくまで見える場所なら、まだまだ見つけられそうですよ。探してみて下さい。

     上の写真の昨朝の月は、今朝より早く10:45に沈んで行きました。

     そして、再び昇って来たのは夜の20:45。東の地平から昇ってきて、東の地平線があまり開けているところのないわが家で月を見つけられたのは、1時間以上経過した21:58でした。

   

    朝よりも欠けた姿で、のぼり立ての私の大好きな黄色味を帯びた姿で現われました。なぜ黄色いかというと、昼の太陽が白い?のに対し、日の出直後や夕陽が赤いのと同じで空気の層をたくさん通過した光を見るからです。ココで国立天文台が「が赤く見えるときがあるのはなぜ?」の質問に説明しています。わが家ではみられませんが、もっと地平線に近いのぼり立ての月は赤いとさえ思えているのです。

    さあ、あなたも今日沈む前の月を見られたら、夜は21:45に再び昇ってくる月を東空にみつけて「ダブルお月見」を楽しんでみてくださいね。 今日、明日も快晴が続いたら、ダブルお月見を楽しめそうなので、そうなると8日連続みられることになりそうです。計算上は、12月5日も23:41が月の出なので、東の地平線がしっかり見える方には 5日もダブルお月見ができそうですよ。

    

コメント
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