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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

大丈夫?最近の日本人

2009-11-20 13:19:00 | 日記
 11月3日、サッカーのナビスコカップ決勝戦で、敗れた川崎フロンターレの選手達がふてくされて、表彰式でガムを噛んだり、来賓の握手を拒んだり等の態度をとり顰蹙をかったそうです。
 また、その問題が起こった後にもかかわらず、11月5日の日本シリーズ戦では、巨人の阿部慎之助がお立ち台インタビューで、チューインガムをクチャクチャしながら答えていて*(驚き)* これまた世間の非難をあびて謝罪したということです。 (阿部の姿は、私も見て不快に感じました)

 スポーツを通して規律と礼儀を身につけているはずのプロの選手ですら、この有様 *(泣く)*
 
 昔、語学学校で個人レッスンをしたら、生徒が授業中にスタバのコーヒーを取りだして飲み始めたのに唖然とし、事務所に授業後に聞くと「今は、教室内の飲み物は自由となっておりますので~」と返答され、さらに驚いたことがありましたが、今や授業や講演会での飲み物許容は常識のようです。(私の分も用意してくれたらOKだった?*(キョロ)*)
 
 巷で言われる若い女性の車内での化粧にしても、電車を降りる人を待たずに乗り込む中高年者にしても、お金があるのに給食費を払わない親の存在にしても然り。 最近は、就職の面接を申し込んでおいて黙ってすっぽかす人も多いようで、就職難についても「優秀な人しか採らないのではなく、採用したいほどの人材が見あたらなくなっている」と嘆く企業の声もあるようです。
 
  老若男女を問わないこの日本人の体たらく、一体どうしたというのでしょう!

 これらはみな、自分がよければよいという、周囲の人の存在を無視した「自分ワールドのみ」の生き方に帰結しそうです。
 
 ガムを噛む、飲み物を飲むことなど日本の常識が変化していることは確かで、変化をうけいれがたいのは歳をとってきた証拠といえるかもしれませんが*(すっぱい)* それにしても・・・日本人はどこへ行くのかと、心配になります。

 周囲の人の気持ちが見えない人に、自分自身がしっかり見えたり自分が大事にできるとはとても思えません。
 
 行動しながら、自分の行動が周囲にどう影響を与えるか、どう思われるか、自分の目線以外にもうひとつの目線をもてるのが大人になるということ。

 槇原敬之が、歌の中で「うちみず」という言葉で表現していますが、自分が涼しくなるだけでなく、通る人にも涼しさをわけるような日本人のよき精神を、是非掘り起こしていきたいものです。

 そう、「うちみず」で思い起こすのは私の家のお隣りさんです。
たくさん作れたからと手作りお菓子を下さったり、増えたからと植物をわけて下さったり、階段まわりの掃除や草取りを黙ってして下さるような素敵な方でした *(キラキラ)* 残念ながら、先日引っ越されてしまいましたが*(泣く)*、そんな方を長年身近に持てた幸せをこれからも大事に生かして、周囲に気を配れるような生き方をしたいと思いま~す *(クローバー)*
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