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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

4日連続、1日朝と晩2回のお月見

2020-09-12 09:49:57 | 惑星・天体ニュース

   なんと、連続4日、朝と晩2回のお月見ができましたぁ~~~!これ、天気が完璧でない中でかなりの快挙だと思います。まずは、朝のお月様からご覧下さい。

    

   寝坊の私を、お月様が空で「今日も寝坊助だったねぇ」と笑いながら、こんなところで待っていてくれました。どこ?

   青空の中に白く目立つのは飛行機ですよ(笑)右の白い雲の出っ張りのそばですよ。

               

     上の写真の日付の上の部分を拡大してみると、はっきり月が見えてきました。1回みつけてしまえば、お月様の弧がしっかり見えてきませんか?お月様だけを写真を撮ってみましたが、お月様はもう沈んで行く前なので、昨日の夜みた月とは欠けているところが違っていますね。

     この後、地平線そばは大きな雲に包まれて、お月様は空にはいましたが見られなくなりました。

     そして、昨晩は雨まで降り出して、さすがに4日連続の2回お月見は無理だろうか?と思えたのですが、月が上ってくる時間になったあたりから、雨の音が静かになってきて・・・外にでてみました。でも、やはりお月様は雲の奥にいるようでした。「お月様、昨夜はそのへんにいたから、今日もその雲のあたりにいるんでしょ?」と問いかけながら、じっと声が聞こえてくるのを待ちます。「雲が厚くて難しい?」「・・・・」

     夜も涼しくなり、待っている間も空気が雨で澄んだこともあって気持ちがよい晩です。「慌てなくても大丈夫。気持ちのよい夜なので、のんびり待っているから」と伝えると、待つこともなく、何と 静かに、静かに、月がいる場所に少しずつ光が見えるようになってきました。「わぁ、お月様~!」

              

     そうなんです。お月様が、それほど待つこともなく姿を見せてくれました。

             

     雲がまだある中で電線の上に出て、私の声に応えて出てきてくれたお月様の様子もアップしましたが、今のカメラの技術力のお陰で、しっかりお月様のクリアな画像もお届けすることができました。祝・4日連続、1日2回のお月見達成~~~! お月様ありがとう!!!

     そして、おまけにカメラの設定で、こんな画像も撮れるところをお届けします。

          

       いかがですか? 月はいつも球形で、欠けて見えても欠けてはいません。当たり前ですが(笑) それが、地球照をお見せすることで、よりわかりますね。実際に目で見たお月様は、勿論 この地球照は見えませんが、この写真のようにぼんやりと光が広がって見えていました。

       実は、この時、またポツポツ雨が降りだしていました。そうなんです。雨模様の日も、月は空にこうやって出ていることがあるのです。雲には結構ムラがあって、薄くなっているところがあったり、風に流されて動いているので、(雨なら月は見えないという思い込みは間違い)なのです。

      私のブログを読み続けて下さっている方には、分かって頂けると思います。

      それに、空に月が見えても見えなくても、そんな自然がもつ動きや変化を感じながら、地球の周りをまわり続け、大海原に大潮、小潮という波のうねりを地球にもたらし続ける(月の存在を感じるのもお月見)、と私は思っています。

      月は、地球のそばに常にいてすごい影響力を持つ天体です。私たちの身体の大半は水分であると言われています。その水に、月が影響を与えていないと考えるのは不自然だと思いませんか。だから、その月の存在をまっすぐに感じて生きてみる。それが、私のお月見です。

      月と生きることで、束の間の生を受け生きている私たちの人生に、いつも忘れてはならない「大切な時間」について感じながら生きることもできます。その刻々と変わる満ち欠けのある姿で、月は私たちに「時の経過」を教え続けてくれる存在です。太陽は眩しくて、日没の一瞬にしか、ゆっくり顔を向けて話しかけることができませんが、月はしっかり直視して私たちの話に耳を傾け、応えてくれます。

      生まれたその日から、刻々と死へと向かう不思議な命を得た私たち。いったい、この命をどう使って生きていくのか。いつ訪れるかわからないその最後の瞬間まで、この1日1日の日々を大切に月と共に生きてみませんか。今朝は生憎の雨で、さすがに昼の月は快晴でないとみられないので、4日連続の2回お月見はこれで頓挫してしまいました。でも、そんな今も、地球を見守って存在しています。細い月が14:17に西空に沈むまで、まだ、雲の向こうにいますよ。

  

  


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