今森光彦「里山のことば」という本を読んでいたら、里山の美しい写真や記述もさることながら、虹の下を体験した話しがでていて驚かされた。
「平原の虹を私は、アフリカのサバンナでみたことがある。サバンナは、広々としていて車ならおおよそどこでも走ることができる。そこで、私は、前々からいだいていた疑問を解くべく、ある実験をすることにした。それは、虹の下をくぐることができるか、ということだ。
私は、7色のアーチをめざして車で突進した。虹がどんどん近くにみえてくる。アーチをみあげる角度が高くなってくるにつれて怖くなってきた。確かには把握できないが、アーチの山の高さは、数十メートルほどもあるようにみえた。
虹は、全貌をみわたそうとしたら、首をぐるりと回さないとみえないほど近づいた。
そして、とうとうアーチの下をくぐる、そのとき、空からつぶてのような雨粒が落ちてきた。その雨粒が目の中に炸裂し、視界をうしなったその瞬間に、なんと虹はなにもなかったように消えてしまったのである。あとに残ったのは、鼠色をした薄気味悪い雲だった」(出典:上記の本の「朝虹」の項)
そうなのか、と納得するような、納得できないような。虹の下をくぐるなんて、凄い体験談ですね *(驚き)*
「平原の虹を私は、アフリカのサバンナでみたことがある。サバンナは、広々としていて車ならおおよそどこでも走ることができる。そこで、私は、前々からいだいていた疑問を解くべく、ある実験をすることにした。それは、虹の下をくぐることができるか、ということだ。
私は、7色のアーチをめざして車で突進した。虹がどんどん近くにみえてくる。アーチをみあげる角度が高くなってくるにつれて怖くなってきた。確かには把握できないが、アーチの山の高さは、数十メートルほどもあるようにみえた。
虹は、全貌をみわたそうとしたら、首をぐるりと回さないとみえないほど近づいた。
そして、とうとうアーチの下をくぐる、そのとき、空からつぶてのような雨粒が落ちてきた。その雨粒が目の中に炸裂し、視界をうしなったその瞬間に、なんと虹はなにもなかったように消えてしまったのである。あとに残ったのは、鼠色をした薄気味悪い雲だった」(出典:上記の本の「朝虹」の項)
そうなのか、と納得するような、納得できないような。虹の下をくぐるなんて、凄い体験談ですね *(驚き)*
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