「月が私をお迎えに~」で私のことを「かぐや姫?!」と思ってこのサイトにきた方、いらっしゃいますか(笑)。まさかですねぇ。
でも、もしそう思ったとして、あなたもかぐや姫になれるのはご存知ですか?
今日、私をお迎えに来てくれた月をまずお見せしましょう。
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3時半に仕事を終わって外に出ると、NTTの塔の横で誰もいない青空の中に白い姿で待っていてくれました。
「お待たせ~」一緒に家に帰ります。
電車の窓からものぞくとちゃんと「大丈夫、ちゃんといるよ」
冬至(今年は12月22日)に近づいているので、4時というのに電車から見えた太陽はまさに赤くなって沈んでいこうとしていました。
今日の日の入りは16:28。沈む太陽と競争です。船橋駅についたら西武デパートのいつもの場所に一目散。向かったのは、10階のレストランの南端にある展望スペースです。
間に合いました。
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私を迎えに来て一緒についてきた月は太陽のはるか左上高くにいます。そして、私は月より一足先に沈んでいく「今日の太陽」にさよならを言うために上ってきたんです。
美しい赤い太陽が静かに地平にたちこめた雲の中に消えていくのを見届けました。ほんの5分もせずに、私の到着を見計らうように、太陽が消えていきました。
エスカレーターで下りながら、今日は少し寄り道。あまりデパートでは買い物をしない私ですが、セールの看板に魅かれてついお買いもの。
温かいショートブーツと、長めのちょっとしゃれた黒いセーター。
買い物の大きな袋をさげて外に出ると、
「今日はお買いものしたんですかぁ」とお月様。
「そうよ、私もたまには自分にご褒美を買うことにしたんだぁ」
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私をでも最後の家までは送ってくれずに、今日はお月様は雲隠れしてしまいました。
「明日はちゃんと最後まで送ってね!」
このお月様、あなたも見上げて挨拶をしたら、あなたの家まで送ってくれますよ。
お月様は、実は月の下にいる全員を見守ってくれ、迎えてくれたり送ってくれたりしているんです。
あなたが、気づかないだけなんです。
明日は、仕事や買い物やが終わった時、あなたを見つめて空で待っていてくれるお月様を空に見つけてあげて下さい。きっと喜んで、あなたを家まで送ってくれますよ。明日はさらに太った三日月になるお月様。きっと午後になっていれば、青空の中でもみつかるはず。夜10時過ぎまでは、あなたにつきあってくれますよ。
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