昨日は有紀さんが学ぶ高校・橘香館の学習塾対象の学校説明会に出かけてきました。
学校は、ちょうど期末テスト期間中、この日は11時45分終了ということで、説明会が終わった後、担任の森川先生とロビーで雑談しながら有紀さんの下校を待ちました。
その後、寮の有紀さんの部屋で1時間ほど近況をあれこれ伝え合いました。その中で、進級について話が及びました。
有紀さんは現在、理系のクラスにいます。特に化学が面白いといいます。しかし、有紀さんの志望は教育学部です。教育学部で臨床心理を学びたい、その希望は中学の早い時期から明確でした。その思いは、きょうまで全くぶれずにきています。
教育学部を受験するのであれば、受験科目からして文系の方が「効率」がいいのですが、有紀さんは理系・文系のコースを選択する2年進級時に後悔したくないからと理系に進みました。先だっての3者面談でも担任からその話が出て、受験に「有利」だからと3年次にでも文系に移るよう勧められました。
受験科目にない「数3」などの授業をわざわざ受けることはないだろうというのが「常識」です。1,2年前、佐世保西高校では受験科目だけを「効率」よく勉強させるため高校での必修科目を履修させなかったことが地元新聞に大きく取り上げられました。もちろん佐世保西高だけの問題ではありません。受験科目数により、高校で生物を履修していない医学生が存在することが大きな問題にもなりました。
私たちは、さまざまなことがらについて「理想を言うな。現実を見つめろ」などとと少しずつ文字通り人間の理想的な生き方を譲ってきました。また、面倒くさいと、ことの本質を議論するのを避けてきました。
そして、今まさに見つめるべき現実があります。それでも「それは理想論だよ」でしょうか。
私は子供たちに「常識」を疑ってみることを説【と】いてきましたが、有紀さんはその教えを忠実に実践しているかのようです。
あらためて、どうするか聞いてみると、このまま進みたいような話でした。
心理学の基礎を学ぶのに数学や科学は必須【ひっす】であり、受験に「数3」や理科が2科目必要なくても、興味のある分野について学びたいという気持ちは当然のことだから、思ったとおりに進んでごらんと言ってきました。
子供って、ホントに面白いですね。
学校は、ちょうど期末テスト期間中、この日は11時45分終了ということで、説明会が終わった後、担任の森川先生とロビーで雑談しながら有紀さんの下校を待ちました。
その後、寮の有紀さんの部屋で1時間ほど近況をあれこれ伝え合いました。その中で、進級について話が及びました。
有紀さんは現在、理系のクラスにいます。特に化学が面白いといいます。しかし、有紀さんの志望は教育学部です。教育学部で臨床心理を学びたい、その希望は中学の早い時期から明確でした。その思いは、きょうまで全くぶれずにきています。
教育学部を受験するのであれば、受験科目からして文系の方が「効率」がいいのですが、有紀さんは理系・文系のコースを選択する2年進級時に後悔したくないからと理系に進みました。先だっての3者面談でも担任からその話が出て、受験に「有利」だからと3年次にでも文系に移るよう勧められました。
受験科目にない「数3」などの授業をわざわざ受けることはないだろうというのが「常識」です。1,2年前、佐世保西高校では受験科目だけを「効率」よく勉強させるため高校での必修科目を履修させなかったことが地元新聞に大きく取り上げられました。もちろん佐世保西高だけの問題ではありません。受験科目数により、高校で生物を履修していない医学生が存在することが大きな問題にもなりました。
私たちは、さまざまなことがらについて「理想を言うな。現実を見つめろ」などとと少しずつ文字通り人間の理想的な生き方を譲ってきました。また、面倒くさいと、ことの本質を議論するのを避けてきました。
そして、今まさに見つめるべき現実があります。それでも「それは理想論だよ」でしょうか。
私は子供たちに「常識」を疑ってみることを説【と】いてきましたが、有紀さんはその教えを忠実に実践しているかのようです。
あらためて、どうするか聞いてみると、このまま進みたいような話でした。
心理学の基礎を学ぶのに数学や科学は必須【ひっす】であり、受験に「数3」や理科が2科目必要なくても、興味のある分野について学びたいという気持ちは当然のことだから、思ったとおりに進んでごらんと言ってきました。
子供って、ホントに面白いですね。