峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

勝負は時の運と

2009年09月12日 | 将棋
深浦王位と森内九段との間で行われていた渡辺竜王への挑戦者決定戦3番勝負、昨日その最終局が指され、残念ながら我らが深浦王位は敗れ去った。

しかし、深浦さんは現在、タイトルホルダーとして王位戦の戦いの真っ最中だ。今回の竜王戦でもランキング最上位の組で優勝し、堂々と挑戦者決定戦に臨んでいた。
ファン冥利【みょうり】に尽きるというものだ。

今年のタイトル戦は全てフルセットの戦いになっているという。それほどトップ棋士の力は拮抗【きっこう】しているのだろう。
だが、戦う者の間に力の差がなくとも勝敗の差はつく。よく「勝負は時の運」と言われるが、勝負はいつだって非情だ。

勝つときもあれば、負けるときもある。そう、さらりと受け止め、前を向いて挑み続けるしかない。それが勝負に生きる者の定めだ。
だからこそ私は、彼らに尊敬と憧れの思いを込めて「ガンバレ!」と声援を送り続ける。
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