先週土曜の夜、くるみさんのために祝杯を挙げた。
くるみさんは、様々な分子生物学手法を積極的に習得してきたようで、その成果を既に修士1年時には欧文学術誌(PLOS ONE)に発表している。また、来月開かれる学会の一般演題に応募し、口演発表の機会も得ている。彼女の相変わらずの好奇心は健在のようだ。
糸葉さんも、この1週間でグンと成長した。
間もなく生後2か月目を迎えるところだが、こちらが笑顔で語り掛けると、目を合わせ笑顔で応えるようになった。
飲み会がない時には、私が彼女の沐浴を行う栄誉を担った。
子供や孫、何人もの赤ん坊の沐浴を行ってきたが、糸葉さんのように実に気持ち良さげに沐浴をする子はいなかった。まったく泣かないし、頭や顔を石鹸で洗うのを嫌がらない。そればかりか、途中でウトウトしだすくらいだ。
愛しい人たちよ、先を急ぐことはない。ゆっくり、ゆっくりと歩いて行こう。