峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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2016年10月16日 | 町内会長

きょうは、佐々町の町内会対抗「伝育坊・大綱引き大会」だった。
午前8時、主催者の栄町商工業組合理事長の西尾さんらと共に、大会中の事故や怪我がないよう地元の三柱神社へ祈願に赴いた。

思うところがあって、私の暮らす町内会の大綱引きに関わることの一切を昨年から若い人たちに委ねた。その反動で昨年は大綱引き大会への参加が叶わなかった。だからといってそれを元に戻すつもりはなかった。それは、私たちの町内会に与えられた試練だと捉えていた。

大綱引き大会の準備に入らなければならなくなった頃、町内会の若手世代のリーダーだと期待してきた磯本君から大綱引き大会に出ますとの力強い言葉を聞くことができた。

そうは言っても、果たして15名の選手がそろえられるかどうかの心配はあった。しかし、その後も一切の口出しをしなかった。そうして、きょう本番当日を迎えた。

開会式の時刻を迎え、各町内会毎に整列をしたとき、私たち町内会の列には磯本君と私の2人だけだった。
やがて、第1試合目の時刻間際になっても揃った選手はようやく10名、いろんな意味から不戦敗にするわけにはいかない。私は、掟破りに打って出た。主催者側と対戦相手の町内会長・選手のみなさんに了承を得て、他の町内会から応援を得て予選リーグ2試合を戦うことができた。

午後5時から、集会所で打ち上げを行った。
出席者は、磯本君と71歳の森山さんと私の3人だけだった。けれども、決して寂しい打ち上げではなかった。むしろ、私たちの町内会にとって希望の光を確かに感じることの出来る打ち上げだった。
今は細くとも良い、しかし、確かな道筋を見ることの出来るささやかな打ち上げだった。

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