12月29日に次女家族が帰って来た。
その夜は、いつものようにシャンパンから始まりワイン5本が空いた。
5歳になる糸葉さんは「絶対、寝ない!」と張り切っていたが、さすがに日付が変わる頃には眠りに落ちた。
アルコールが駄目な女房どのも、その後に床に就いたようだった。
かく言う私も、前日の寝不足がたたり、早めにダウンしてしまった。
残った3人は深夜の3時位まで、飲み、且つお喋りしていたそうだ。
明けて30日、この日、午前中から餅をつくつもりでいた。だが、女房どのと糸葉さんを除く4人が見事に二日酔い。布団から起きられなかった。
ようやく、みんなが居間に揃ったのが午前10時頃。遅い朝食をとり、重い腰を上げて火をおこし始めたのは午後2時を回っていた。
そこから、もち米5Kg、蒸籠4枚を、皆でワイワイガヤガヤ、日が落ちる前までにはつき上げることができた。
餅つきは、手間暇かかる。餅が欲しければ、金を払えばいくらでも手に入る。そのような時代になって、各家庭で餅をつかなくなって久しい。
でも、餅つきは楽しい。お金で買えない楽しさがある。
今朝も、いつも朝食にいただくパンの代わりに、きな粉とアンが添えられ餅が食卓に上った。しばらくは、存分に正月の味を楽しむことが出来そうだ。