日曜日のお昼に「かきおこ」をいただいた。
「かきおこ」とは広島風でも関西風でもない備前市日生(ひなせ)町特有の牡蠣入りお好み焼きの名称だ。
移住して間もない頃に参加した市の総合計画審議会の席で、この「かきおこ」が話題に上ったことがあった。
それまで「かきおこ」の名前すら知らなかった私は、いったい何の話をしているのだろうと、それの想像もつかないまま、話を聞いていた。
「かきおこ」は、備前市日生町のいわゆるご当地グルメだ。日生地区を中心に15軒ほどの店で季節限定メニューとして提供されているらしい。
その後、「かきおこ」が何たるかを知ることになるが、食する機会はなかった。
この日、昼食に登場した「かきおこ」は、冷凍食品として販売されているもので、製造は、地元・日生町「幸徳堂」さん。
「瀬戸内 日生 カキオコ」
「岡山県内屈指の牡蠣の名産地・日生。栄養豊かな瀬戸内海で丁寧に育てたふっくら大粒な日生牡蠣をたっぷりのせました。」とあった。
いつか、日生の店で食べようねと、女房どのと話した。