峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

子供は私を追い抜いて行く

2006年02月08日 | 私塾
昨日、午後6時半から町の老人保健福祉計画及び介護保険事業計画策定委員会の第3回目の会合に出席してきました。
4月からの介護保険制度改正に向けて、どこの自治体も介護保険事業を主に高齢者の保健福祉計画を新たに策定し直している最中だと思います。

予測を超えた急速な人口減少化社会における少子・高齢化は私たちの国の将来に暗い大きな影を落としています。
そんな中、山あり谷ありの人生を長く歩んでこられた方々に、いかに幸せな老後を過ごしていただけるかという老人保険福祉及び介護保険事業、これをどのように考え進めていくか、たいへん重要な問題です。

2000年に始まった介護保険制度ですが、今回初めての大幅見直しとなりました。要は、介護給付費の伸びをどう抑えるかが目的です。
今回の改正案は今年4月からの施行となりますが、特別養護老人ホームなど施設の居住費用、食費の全額負担は昨年の10月から実施されています。おそらくは多くの高齢者及び介護する家族の方々にとって、これは深刻な問題だと想像されます。

きょうは朝から雪が舞っています。このところ、出かけるとしばらく帰って来ないミィーちゃんも、さすがに早々のご帰宅です。
秋篠宮妃が第3子を懐妊されたとテレビでは華々しく報道がなされています。

西町には現在21名のお一人暮らしのご高齢者がいらっしゃいます。今、みなさんは何を思い、どう過ごしておられるのでしょう。
人が生きるとはどういうことなのでしょうか。あらためて考えています。

会合が済み次第帰宅しました。すぐ教室に顔を出すと、中3の男の子が「合格しました」と報告してくれました。公立高校の推薦入試の発表が行われたようです。
「もう3年間過ぎたんだなぁ~。これで君ともお別れか。お互い、少しは成長できたかな?君は、背だけは確実に伸びたけどな。俺より大きくなったもんな」と私が言うと「6年生の今の時期に入りましたから、ちょうど3年経ちました。あの頃150cmでした。心も成長しました。それから、卒業までいます」と彼。
「峰野宅」の掲示板に何度か書き込んでくれたこともある周平君です。サッカー部のキャップテンを務め、生徒会の会長もやりました。そういう子だからこそ、彼には高いものを求めてきました。身長は、あの頃から20cm以上も伸びました。

身長と同じくらい、彼は心の丈も伸ばすことができたでしょうか。彼が、それを伸ばせるように、私は上手に彼に添うことができたでしょうか。
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2 コメント

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話しましょう (峰野裕二郎)
2006-02-10 09:52:43
小学校の先生でしたか。私の女房どのも小学校で1年生を受け持っています。お仕事大変だろうこと、お察し申し上げます。



私のブログ、多くの人にお読みいただければ幸いだと思っています。先生や保護者の方でご覧になっておられる方もいらっしゃいます。だからこそ、実名にしています。
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Unknown (toriton)
2006-02-10 01:06:48
私も同じ教育者です。教え子が自分を追い抜いてくのは、嬉しくもあり、寂しくもありますね。卒業時に「お世話になりました。中学校に行っても頑張ります!」などと言われると目頭が熱くなりますね。



これで私の職業の察しがつきましたね。そうです。小学校教員です。ブログとHPでは職業を秘しています。教育に対する情熱だけは誰にも負けないと自負しています。



でも、8日の書き込みのように、頑張りすぎて倒れてしまうこともあるのですが…



民生委員もやられているんですね。ご苦労様です。民生委員として学校側に対して思うことはたくさんあることでしょう。ひょっとして、その学校の先生や保護者の方も峰野さんおブログを読んでいる可能性もあるわけですよね。なんと…



「心を開いて」へのコメントは次回に回したいと思います。今日はもう遅いのでこの辺で
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