峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

彼らは決して新しい人ではない

2006年01月18日 | 暮らし
ライブドア・堀江貴文社長宅への東京地検の家宅捜索、ヒューザー・小嶋進社長の証人喚問のその後がテレビで大きく取り上げられています。
もっとも、テレビというメディア、もっと言えば私たちの国のジャーナリズムそのものが信用に足る存在かどうか私は、はなはだ懐疑【かいぎ】的です。
その理由を1つだけ記せば、消費者金融をテレビ番組のスポンサーにしている点です。
もちろん、私たちのこの国は資本主義自由社会ですから、法律に触れなければ何をしてもOKです。
しかし、それは本当でしょうか。自由な社会というのは、法律に触れなければ本当に何をやってもいいのでしょうか。
「法に触れなければ何をやってもいい」まさに、これこそがライブドア・堀江貴文社長の考え方そのもののようでした。ただ、彼は古い経営者にどんなにたたかれようとも、ネクタイをせずに通しました。私は、そこに反骨の精神を感じていました。が、時と場所と場合をわきまえない、ただの礼儀知らずだったのかもしれません。

彼は一見、新しい人のように見えました。しかし、根っからの古い人間です。お金を最高の価値観とする古い古い人間でした。彼は、あろうことか人の心までも金で買えると公言してはばかりませんでした。

お金に最高の価値を置いて、いったい人は幸せになれるのでしょうか。もう、この結論は出ています。
だが、今もテレビは株式の売買をする中学生を新しい人のように取り上げます。マスコミが時代の寵児【ちょうじ】ともてはやした堀江社長の影響を多くの若者が受けています。
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2 コメント

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私も怒りを覚えます! (toriton)
2006-02-01 14:44:20
将棋に続いて2つ目のコメントです。



塾を経営なさっているんですね。よく読まずに書き込んでしまいました。



私も怒りのコメントをブログに書きました。本当に腹が立ちますね。



天下りについても同様です。政治家や小泉総理の頬を殴りたくなります。国民をバカにするな~です。



こちらは、家内(この表現は私も疑問を持ちながらも使用しています。かといって、愛妻とは書けないし…)、高2の娘、中2の息子です。好きなことや趣味はジオログの通りです。
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「愛妻」で・・・ (峰野裕二郎)
2006-02-02 01:30:36
高2と中2ですか。我が家の子供たちとほぼ同じですね。
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