峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

カーペンターズ

2009年07月11日 | 夫婦
土曜・日曜日に何もないときの金曜日の夜の仕事の後の解き放たれた感じにはたまらないものがある。
女房どのも、昨夜はさすがに午前0時前には就寝した。
女房どのが深夜まで仕事をしていると、やはり彼女の身体のことが気になって、こちらも気分的にゆっくりできない。

そんなわけで、昨夜は久しぶりの開放感に浸りながらビールをやり、深夜のテレビを楽しんだ。
チャンネルを細かく切り替えていると、深夜2時過ぎ、NHK総合の「SONGS」でカーペンターズの特集が再放送されているのにぶつかった。

ご多分にもれず、私も若い頃からカーペンターズの歌に親しんできたが、今や、彼らの楽曲はスタンダードとなり、中学校の英語や音楽の教科書に採用されている。

海外アーティストとして、カーペンターズの日本でのシングルレコードセールスは、ビートルズを押さえて第1位だそうだ。妹・カレンが亡くなった後も、彼らの歌声は今なお多くの人たちの心をつかんで離さない。

どこか切なく、憂いを含み、それでいて明るくもあり、たおやかで、伸びやかなカレンの歌声は「イエスタデイ・ワンス・モア」「トップ・オブ・ザ・ワールド」「恋におちて」「青春の輝き」「遙かなる影」と続いた。

本当に久しぶりに彼らの歌を聴いた。いや、彼らが歌い、演奏しているのを映像でじっくり見るのが初めてのことだった。

中でも、1976年、BBCでのライブの映像で、兄・リチャードの大学時代の親友だったジョン・ベティスの作詞による「I Need To Be In Love」(邦題は【青春の輝き】)を歌うカレンの表情と歌声が、たまらなく切なく私の心に響いた。

今朝、女房どのに「カーペンターズ、よかったよ」と話すと、女房どのは自分の車から彼らのCDを持ってきてくれた。

午後、くるみさんに届けるものがあり、女房どのと2人で大村まで車で出かけた。その行き帰りの間、繰り返し「I Need To Be In Love」を聴いていた。

カレンは、そのBBCでのライブから7年後の1983年、32歳という若さでこの世を去った。

I know I need to be in love
カレンの歌声が耳の奥で響いている。
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