峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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あひる学級

2007年06月13日 | 暮らし
もう、ずいぶん前になりますが、町の教育委員会主催で『あひる学級』という講座の講師にとの依頼をいただきました。

手元にある資料によると『あひる学級』というのは「心豊かに、健康で明るい子供を育てるために、望ましい親のあり方や仲間づくり等、広い視野での子育てを学習します。(託児あり)」とあります。

思わず、私でいいんですか?と聞き返すと、峰野さんでなければと上手を言われました。

しかし、元来、私は主催者の意図に沿って話をするというようなことができない体質です。無意識に拒否反応が出ます。それに、これはこうだとか、あれはああだとかいうような確信を持った話もできません。

そんな私に、どうしてこのような依頼がきたのでしょう。担当者の方と電話で話しているうちに、なるほどと思えることがありました。
ある時、教育長が若いお母さんたちを前に話す機会があったそうです。そうしたところ、若いお母さんたちは教育長の話を聞くどころか、ぺちゃくちゃと自分たちのおしゃべりに余念が無かったというのです。

いろいろなところで破綻【はたん】を来【きた】しています。従来の関係が、枠組みが壊【こわ】れています。
そんなところから、あいつにやらせてみようかというようなことで、私のような者にお鉢【はち】が回ってきたのでしょう。

「本当に私でいいんですね」とあらためて先方のお覚悟を問い、お引き受けしました。90分の講座ということですから、ある程度まとまった話ができると思います。せっかくの機会です。日頃から感じ、考えていることを私らしくお話させていただこうと今から楽しみにしています。

『あひる学級』は19年度は5月から2月まで毎月1回で10講座あるようです。来年1月が私の受け持ちとなります。

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2 コメント

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まさに適任です (ぶな太)
2007-06-14 09:45:30
「アヒル学級」の講師を依頼されたとのこと、まさに適任だと思います。日ごろ峰野さんがブログで書かれていること、話されていること、それにご家庭での子育ての経験などを話されたら、みなさん集中してお話に耳を傾けることしょう。
来年1月とは先が長いですが、いいご経験になりますね。
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新しい人を (峰野裕二郎)
2007-06-14 22:31:48
ぶな太さん、恐れ入ります。

子供と共に育つという経験がどれほど得がたく、喜びにあふれたものなのか、みなさんの共感をいただけるような話ができればと思っています。
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