峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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たどり着いたら いつもどしゃ降り

2007年06月12日 | 暮らし
年金相談業務の拡充、安倍首相が厚労相に指示(朝日新聞) - goo ニュース

社会保険庁の長官が朝の通勤時に街頭に立ち、自ら年金の照合に出向いてほしいと訴えている姿が繰り返しテレビ画面に流れました。さらに、11日からはフリーダイヤルで問い合わせに応じるという報道にも何回も接しました。
あんなに宣伝して大丈夫なのかなと思っていたところ、案の定、オンラインシステムも電話もパンクしてしまったといいます。

こうなることが本当に予測できなかったのでしょうか。彼らの想像力は、いったいどうなっているのでしょう。考えられないほどの愚挙【ぐきょ】です。これでもかというほどまでに庶民を不安に陥【おとしい】れた社会保険庁、そして政府の責任は極めて重大です。
国民に未来への展望を示すことができないどころか、国民を不安と混乱に陥れ、それでも閣僚はクールビズだとか言って、のうのうとしているこんな近代国家がどこにあるでしょうか。信じられません。
でも、残念ながらこれが私たちの国なのです。つまりは、私たち一人ひとりの問題なのです。

安倍首相は「責任は、国民側でなく、すべて政府、社会保険庁にある」とした上で、「最後の1人まで解決するという固い決意を持って最善を尽くす」と解決の責任は内閣にあることを11日の参院決算委員会で明言しました。
一国のリーダーたる者、さすがに見事な、お覚悟です。
信じていいのですね。

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4 コメント

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信じたいのは信じたいのですが… (凸夫)
2007-06-13 04:18:22
おはようございます。いつもほのぼのとした話題をありがとうございます。
私もつい最近までは海辺の田舎暮らしでしたが、仕事や諸般の事情に寄り、今は都会暮らしです。
今度の休日には元の家へと息抜きを兼ねて行ってこようとは思っています。
さてさて、年金問題ですが、私も安倍首相や柳沢厚労相の言葉を信じたいのですが、果たしてといったところです。
ご近所、地域などなど、何を信じていいのやらわからなくなってきたような今の世相、せめて国家くらいは信じていたいものですね。
とりあえずは自分の年金は自分でしっかりと把握しておくしかないんでしょうね。
困ったことです。
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身近なところから始めたい (峰野裕二郎)
2007-06-13 10:11:45
凸夫さん、こんにちは。

「信じていいのですね」というのは精一杯の私の皮肉です。時の政権が庶民との間の信頼関係を築くために、いったいどれほどの努力をしてきたでしょうか。
私は、これまで納めてきた私の年金は、我利我利亡者の皆様方にくれてやっていいと思っているくらいです。
とにかく、選挙に行って、よりマシな候補に投票することを積み重ねていくしかありません。

でも、ご近所、地域のみなさんとは互いに信頼関係を築くための努力をしています。そして、信じられる人たちの輪が広がっているのを実感しています。
その気になれば、信じるに足るものは身近なところに間違いなくあります。
返信する
Unknown (クライテン2号)
2007-06-13 12:01:46
こんにちは。

先日は私のブログに訪問して下さり、

ありがとうございます。先日より色々と呼んでいました。

私の亡き父も、実は保護司をしていたのです。

しかし本当に、今の政治家の考えは、

全然分らないですよね。

これに懲りずに、宜しくお願い致します。
返信する
Unknown (峰野裕二郎)
2007-06-14 00:47:04
クライテン2号さん、ご訪問いただきありがとうございます。
お父様が保護司をしておられましたか。ご縁ですね。
こちらこそ、よろしくお願いします。
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