峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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街から子供たちの歓声が消えた

2006年03月08日 | 町内会長
日曜日は、毎月1回行っている町内会清掃の日でした。
朝、7時に案内の有線放送を流します。その後、各班ごとに決まっている清掃箇所を回ります。毎回、いろいろあります。「敷地に下水掃除の泥を上げられて困っている」と嘆かれる方がいます。それを掃除している方に伝えると「じゃあ、どこに上げるの」となります。どちらも、ごもっともです。
「作業開始時刻に行くと、すでに済んでいる」とぼやく方がいらっしゃいます。一方では「早く仕事に出かけなければならず、先に済ませた」という事情があります。やはり、どちらも、ごもっともです。
「あそこは危なくて掃除ができない。どうするんだ」といわれる方がいます。「掃除しないと臭くなるから」と、1人だけで黙って作業なさる方がいます。どちらも、ごもっともです。

そのような事情の相違、考え方の相違、思いの相違を丁寧に紡【つむ】ぐような役割を担っていきたいと考えています。こちらでお話を伺い、あちらでお話を伺い、最後、公民館担当班の清掃を手伝い、すべて終了したのは10時前でした。

この日は、清掃終了後から子供会による資源回収が行われていました。さとし君ご一家は、いつも全員総出です。
さとし君のお父さんが運転するトラックの荷台に子供たちがいっぱい乗っていました。
時折、歓声が上がっています。町内会を駆け回る子供たちの姿を見るのは資源回収の日だけです。
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