テレビの前に座りっぱなしで

木曜日から風邪の症状が出てきて危ぶんだが、案の定、金曜日は朝から体調最悪。こんな時は安静にしておくのが一番、長年の経験からの私の養生法だ。
塾生が次々とインフルエンザに罹患しているので心配した。しかし、熱が出ないのでただの風邪だろうと自己診断、金曜夜の授業に臨んだ以外、女房どのが出してくれる三度三度の食事をいただくだけで、あとはずっと床に就いていた。

そのかいあってか今朝になり、あれほど悩まされた咳込みからもようやく解放された。

きょうは、午後からスポーツ番組が目白押しだった。スポーツ好きな私にとっては堪えられない。そこに「M-1グランプリ」「高専ロボコン全国大会」「住人十色」などの見たい番組が絡んでいる。あぁ悩ましい。

先ずは、正午からの「福岡国際マラソン」を視聴、午後2時からはNHKEテレの「関東大学ラグビー対抗戦」早稲田対明治戦とTBS系列の「女子ゴルフ4大ツアー対抗戦ザ・クィーンズ」の最終日とをラグビーをメーンにチャンネルを切り替えながら観戦した。
さらに、そこに重なること午後3時からは日本テレビ系列で「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日の放送が始まった。

結局、2時半からのテレビ朝日系列で始まった「M-１グランプリ」の敗者復活戦は泣く泣くパス、「ロボコン」を録画、4時半過ぎからTBS系列の「住人十色」を観た。

そして夜、楽しみにしていた「M-１グランプリ」決勝を観た。
我が家は全員、お笑いファンである。毎年１回は、それぞれ今、好きな芸人を披露し合うほどだ。

「M-１」の初期は面白かった。「フットボールアワー」「アンタッチャブル」「ブラマヨ」は圧倒的に面白かった。
敗者復活戦を勝ち上がり、その勢いのまま優勝をかっさらった「サンドウィッチマン」の舞台には、吉本を中心とした大阪のそれとは異なる斬新な笑いがあった。

それが、ここ数年「M-１」におけるどのコンビの舞台にも面白さを感じることができなくなっている。私の感性が鈍くなってきているのだろうか。
結局、今夜も笑うことができなかった。

体調が戻り、今日は３本も書いてしまった。