12月29日に次女家族が帰って来た。
その夜は、いつものようにシャンパンから始まりワイン5本が空いた。
5歳になる糸葉さんは「絶対、寝ない!」と張り切っていたが、さすがに日付が変わる頃には眠りに落ちた。
アルコールが駄目な女房どのも、その後に床に就いたようだった。
かく言う私も、前日の寝不足がたたり、早めにダウンしてしまった。
残った3人は深夜の3時位まで、飲み、且つお喋りしていたそうだ。
明けて30日、この日、午前中から餅をつくつもりでいた。だが、女房どのと糸葉さんを除く4人が見事に二日酔い。布団から起きられなかった。
ようやく、みんなが居間に揃ったのが午前10時頃。遅い朝食をとり、重い腰を上げて火をおこし始めたのは午後2時を回っていた。
そこから、もち米5Kg、蒸籠4枚を、皆でワイワイガヤガヤ、日が落ちる前までにはつき上げることができた。
餅つきは、手間暇かかる。餅が欲しければ、金を払えばいくらでも手に入る。そのような時代になって、各家庭で餅をつかなくなって久しい。
でも、餅つきは楽しい。お金で買えない楽しさがある。
今朝も、いつも朝食にいただくパンの代わりに、きな粉とアンが添えられ餅が食卓に上った。しばらくは、存分に正月の味を楽しむことが出来そうだ。
このコロナ禍の中、すっかり世の中が変わってしまったように感じられます。
人と会うことが制限され、これまで当たり前に行われてきたことが行われず、無くてもいいのでは無いかという考えに支配され色んな行事が中止となってしまいました。
私の奥様の実家でも毎年餅つきが行われ、いとこも集まってとっても楽しい行事でしたが2年連続で中止です。
このような小さな行事だけで無く、地域の運動会や学校の行事も中止が相次ぎ、旅行にも禄に行けない状況で、何だか元気が段々なくなるような気がしていました。しかし、年が改まると不思議なものでポジティブな気持ちがまた芽生えてきました。
いつも色々な元気をいただけるこのブログも楽しみにしていますので、今年もどうぞよろしくお願いします。
コロナのせいで苦しんでいる方々を本当に気の毒に思います。
当方の人里離れた暮らしのノー天気振りが少しでも元気をお与えすることが出来ているとすれば、嬉しい限りです。
本年も、お付き合いの程、宜しくお願いします。