日曜日、3番目の天使のお父さんが父の日のプレとゼントにと純米酒を携え、天使とそのお母さんを迎えにやってきた。
くるみさんも同乗して帰ることになっていた。
家を出る間際、父の日にあたり手紙を書いたのでと有紀さんとくるみさんがそれぞれ封書を手渡してくれた。
天使は、ぐっすり眠ったままチャイルドシートに乗っけられ発った。いつものように、車が見えなくなるまで女房どのと2人、手を振って見送った。
家に入り、2人の手紙を読んだ。女房どのにも読んでもらった。そこには、年を重ねて成長していく娘たちの今があった。
夜、和也くんと有紀さん夫婦から贈られた純米酒を飲んだ。