29日の夜 絵理子さんがお正月以来 久しぶりに帰って来た
今度の帰省は 教育実習を受けるためだ
夜遅いその日 3度目の食事に付き合いながら教育について話し合う
次の日 1:30~4:30母校佐々中のオリエンテーションに参加する
一人だけ3年生に入ることになったようだ
有紀さんが2年生に在籍しているからのようだ
帰りは 4人の実習生のうちの一人が車で来ていたそうで送ってもらったと
月曜日からは 忙しいからと吉井のおばあちゃんのところへ この日は泊りに行った。
2003年5月30日(金)記
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この頃、絵理子さんは大学3年で、有紀さんが中学2年、くるみさんは小学5年だった。
3人共だが、高校入学以降は親元を離れ、今日に至っている。
従って、今でもそうだが、親子でたまに顔を合わせると新鮮な感動がある。それは、おそらく姉妹同士でもそうなのだろうと思う。
絵理子さんが高校入学後、帰省している際、よく彼女の部屋を訪ねては学校や寮での生活、進路のこと等を訊き、また私の考えを伝えた。その時、私の後ろにいつも有紀さんがぴったりくっついて黙って私たちの話に耳を傾けていたものだ。
教育実習を受けるため帰省していたこの時も、同様だった。
その後、有紀さんが高校生となり、帰省の際、私が彼女の部屋を訪ねる時、私の後ろにはくるみさんがぴったりとくっつき、黙って私たちの話を聞いていた。
昨夜、塾生たちと「記録は破られるためにある」とは言うけれど、いったい人間の限界ってどこまでなんだろう。
例えば、陸上の100m競技であとどれくらいタイムを縮めることができるのだろうかとか、野球の投手のストレートの球速はどこまで上がるのかなどを語り合っている際、現時点での世界最速のストレートの球速は時速何㎞だったかという話になりネットで調べてみることになった。
そんなわけでスマホを開くと、画面にLINEのグループビデオ通話中の案内が表示されていた。折しもこの日は彩理さんの8歳の誕生日、そんなことから始まったのだろう。
加わってみると、絵理子さんとその子供たち・有紀さんとその子供、くるみさん、そして女房どのと4か所が結ばれていた。そこへ私と塾生たちもしばし交わった。
常識を超えたり、想像を超えたり、予定を超えたりすることで面白いことに遭遇できる。