峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

輪を広げる

2011年12月13日 | 町内会長
日曜日、「西町広場完成記念」と銘打ち、今年7回目になる「招福もちつき祭り」を行った。

今回は完成したばかりの「僕らの広場」を使用する最初の町内会行事ということもあり、おそらくはこれまでで最も多い参加者で賑わった。

竈【かまど】に火を入れたのが午前7時、やがて蒸籠【せいろう】から蒸気が立ち上り、午前9時前頃からつき始める。

10代の若者たちから60代の壮年の男たちが2、3人一組となり力強く杵【きね】を振り下ろす。
つきあがった餅を10代から70代までの女たちが一斉に丸めていく。
広場の奥の方では、子供たちが喚声をあげてボールを追いかけ蹴っている。
そのうち、見よう見まねで子供たちも、餅つきの輪に加わる。
僕らの広場ができたんだ。

私は、来場されるみなさんにもれなく声をかける。
若者たちのリーダーにと期待しているIくんに、若者たちの組織を立ち上げる必要性を説く。
忙しい中、会場まで足を運んでいただいた町長、議長とあれこれ意見交換する。

70kgのもち米をつきあげる頃には、時計の針はとうに正午を回っていた。
つきあげた餅は、パックに分けて詰め町内会全所帯に届ける。 さらに、手伝っていただいたみなさんに配る。その他、お世話になったみなさんにお届けする。

後片付けをした後、昼食をとるため家に戻ったのは午後3時近くになっていた。
ひと息ついた後、借りていた道具の一部を返却するため公民館までトラックを取りに行き、道具を積み込み、再び公民館へ。
管理人さんに餅を差し上げる。

今年は、餅が多めにあまり、日頃お世話になっているところにもお届けしようということになり、町長・議長さん始め、近隣の8町内会の会長さん宅を全て訪ねた。
最後のお宅を回る頃には日はとっぷりと暮れていた。
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