峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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ボーダーレス

2008年07月17日 | スポーツ
昨日の大リーグオールスターゲーム、やはり感動的なものだった。
特に、選ばれし世界のスーパースターが集うゲームに、2人の日本人選手が先発を果たしたのだから興奮度も上がろうというものだ。イチロー選手がアメリカンリーグのライト、福留選手がナショナルリーグのセンターをそれぞれ守った。
特に、イチロー選手は2打席目にクリーンヒットを放ち、守備でもライトフェンスで跳ね返った打球をこの上ないポジショニングでキャッチ、2塁のカバーに入ったジータ選手にこれ以上ないほどのコントロールで送球、打者走者を見事タッチアウトに仕留めた。

途中交代したイチロー選手は、ダッグアウトに通じる狭い通路で解説者の与田さんのインタビューを受けた。開口一番「気持ちよかったですよ。イキそうになりましたよ」といきなりのハイテンション。与田さんが呆気【あっけ】にとられていると、さすがにばつが悪くなったようで「つっこんでくださいよ」と照れていた。
その後、1打席目の強振についてホームランを狙っていたのかと尋ねられると、いつもの調子で「もちろんですよ!」
彼は、普段でもホームランは狙って打つというが、この夜はすべての打席でホームランを狙っていたと興奮した口調で語った。その熱い気持ちが自然とこちらにも伝わってくる。

インタビューを受ける間、イチロー選手は意識してカメラに正対するのを避けているようだった。
もしかして、彼は泣いているのでは…。そう思い、よく見ているとたしかに目が赤くなっていた。さらに、左横顔の目じりからわずかに涙があふれているようだった。
ゲームの前のセレモニーで伝説の名プレーヤーたちが紹介されたが、彼らのほとんどが自分のことを知っていてくれて声をかけてくれたという。それをイチロー選手はたいそう喜んでいた。

ところで、15日は絵理子さんの誕生日だった。女房どのに言われ気付いた。
すでに新婚旅行先のパリから戻っているようだ。ずっと住みたいくらいパリはよかったと話しているそうだ。
ジューン・ブライドにパリといえば、絵理子さんの従姉妹【いとこ】も6月に結婚した。彼女は仕事の関係でパリで挙式し、しばらくはパリに住む。

若い世代は、すでに国境を越え始めている。地図には国境を示す線が引かれてあるが、そもそも地球上に国を分ける線なんて存在しない。

希望は、ある。
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