峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

本当に お金が一番でしょうか

2006年02月16日 | 暮らし
役場へ出向いた帰り、いろいろと教えを乞うているある町内会長のお宅へ寄るため、いつもは通らない裏の道路を走りました。かつて、田んぼを突っ切ってできた道路でしたが、いつの間にか両側にさまざまな店舗が立ち並んでいます。
そんな中、車でいっぱいの際立って大きな駐車場が目に留まりました。どうやらパチンコ屋のようです。
まだ昼前というのに、いったいどんな人がパチンコに興じているのでしょう。大駐車場に止められてある車は、きれいで立派な車ばかりでした。

夜、塾生にそのことを話すと「朝から、いっぱい並んどらすよ」とのこと。その道路は中学生の通学路にもなっています。

昔からパチプロと呼ばれる人はいたようですが、それはあくまでも特殊な人たちであったと思います。ところが、最近はパチンコやスロットルを職業代わりにしている若者が少なくないと聞きます。毎日の収支をノートにきちんとつけているというのですから驚きます。
この頃、新聞の折り込みチラシのほとんどがパチンコ屋のものになっているのが気になっていました。

拝金主義、経済至上主義、金、物、金、物…。なんだかんだ言ったって結果、金をたくさん稼いだ者が勝ち。その思想は堀江被告とまったく同じです。

このような社会で本当にいいのでしょうか。
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主体的に生きて

2006年02月14日 | 夫婦
きょうはバレンタインデー、かねがね商業主義に振り回されるな!と話して聞かせている子供たちからのチョコレートはありません。
が、今年も女房どのはチョコレートを用意してくれていました。
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男は子供に認められて父親になれる

2006年02月13日 | 父親と子
今夜、「さんまのスーパーからくりTV」を見ていたら、ゲストの若槻千夏さんとさんまさんとのやりとりで面白いくだりがありました。

若槻さん「うちのお父さん、カッコいいんです」
さんまさん「ふ~ん、で、歳はいくつなの」
若槻さん「60歳です」
さんまさん「へぇ~、60」
若槻さん「ママに毎日、愛してるって言ってるんです」
さんまさん「えぇっ~」
若槻さん「残念ながら、パパの片思いなんですけどね」

若槻さんの言葉や表情から、どうやら彼女は、彼女のお父さんを父親としてきちんと認めていることがうかがわれました。

子供が加害者、あるいは被害者になる残忍な事件が不幸にして後を絶ちません。そして、少年事件が起きるたび「父親の子育て参加」という言葉をよく見聞きします。
「父親の子育て参加」って何でしょう。
赤ちゃんにミルクを与える・オムツを取り替える・保育園・幼稚園への送り迎えをする・学校の授業参観に出かける・「親父の会」に参加する。一般的には、これらのようなことを指すように思います。
それでは、父親がこれらのことにせっせと精を出せば、親子の良好な関係が築け、いい家庭を築くことができるのでしょうか。

私は、若槻千夏さんの言葉に、父親が我が子に、父親として認めてもらえるための大切なヒントあるように思います。

いつもの場所にフキノトウが2つ顔を出してくれました。
こんにちは、フーちゃん
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想像してごらん

2006年02月11日 | 町内会長
お日様は、なかなか顔を出してくれなかったけれど穏やかな日和【ひより】でした。

町内会総会に向けいろいろと下準備があります。きょうは午前中、総会の際の議長をお願いするため町内会の経験豊富な先輩を訪ねたり、班長手当てを出すために必要な各班の所帯数を確認したり、ソロバン教室や詩吟教室の主宰者へ公民館使用料の支払いをお願いしたり、逆に請求書の提出をお願いしたりと町内会をあちこち歩き回りました

いよいよトリノでの冬季オリンピックが始まりましたね。

想像してごらん すべての人々が 今日を生きているということを
想像してごらん 国家なんて存在しない世界を

そんなに難しいことじゃないさ

想像してごらん 何かのために殺すことも死ぬこともない
宗教だって同じことだよ
 
想像してごらん すべての人々が平和の中に生きることを

オノ・ヨーコさんが夫・ジョンレノンの『イマジン』をひいて平和のメッセージを発していました。

僕も伝えたい。
「想像してごらん すべての人々が善意と平和の中に生きることを」
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私は 何も分かっていない

2006年02月10日 | 町内会長
春に愛らしい白い花をつけるスノードロップが固い土を割り、再び新しい芽を伸ばしているのに昨日気づきました。

地表に数センチ顔を出している新芽に触れてみました。柔らかです。それがどうして、あれほど固い土を割ることができるのでしょう。
動物や植物を見ていると、不思議だなと思うことばかりです。

今朝は寒さが和らいでいます。週末は穏やかな陽気が続きそうです。大雪に苦しんでおられる人たちには申し訳ない思いです。

公民館運営活動費実績報告書・収支決算書及び婦人学級活動報告書・収支決算書を今日中に行政に提出しなければなりません。
昨日半日かけて、なんとか資料をそろえることができました。これから、夕方までねじり鉢巻で
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心を開いて

2006年02月09日 | 学校教育
昨日は、お昼過ぎから佐々町民生児童委員協議会の定例会に出席しました。この日、佐々町内の小中学校3校の校長と教育長を招いての懇談会でした。
最初に各校長から学校の今の様子を伺いました。大まかに言うと、2つの小学校の校長とも「不登校の子供はいません。みんな元気いっぱい楽しくやっています」ということでした。
中学校からは代理で教頭が出席でした。彼の話は学年ごとに不登校者がいること、彼らには学校に来るように働きかけていること。また、学校には来るものの教室に入れず、フレンドリールーム(教室に入れない子供たちのために用意された部屋、とはいうもの階段下の狭い物置に机といすがあるだけの所)で過ごす子供たちがいるということでした。

この後、「ご意見、ご質問は?」となりましたが、民生児童委員の方から何も声が上がりません。
無理もありません。学校長から「何も問題はありません」と胸を張られれば、学校の様子をうかがい知れない者は、そうなんだと思うしかないでしょう。
学校のことをよくご存知の方といえば、佐々町民生児童委員協議会の中には元小学校長、元中学校長がお一人ずついらっしゃいます。元教員も何名かいらっしゃいます。しかし、私の知る限り、彼らは、いついかなるときも発言なさることはありません。
元校長のお二人の席は私と隣り合わせに並んでいますが、会議中にひそひそと聞こえてくるお話は、あの教頭は、誰とかの息子で云々【うんぬん】というようなものです。
私は、その場にいるみなさんに聞いていただきたくて話を始めました。

昨日まで元気だった子が自殺していること、小学生まで真面目で明るくと評判だった子が中学生になって不登校になったり、いわゆる問題児となったりしてること。だから、小学生が表面的に元気だからといって、それでよしというわけにはいかないこと。

また、学校に、教師に救ってほしい子供たちが、逆に学校に、教師によって傷つけられている現実があることもお話しました。
例えば、給食費未納の家庭が増えていることを学校長は、よく訴えます。それを教室で、全校朝会で取り上げ、生徒たちに向かって「お前ら、ただ食いする気か」「食い逃げする気か」と罵倒【ばとう】する教員がいるのです。
親に責任があっても、子供に罪はないではありませんか。

転校してきた複数の生徒が自分の名前を、クラス全員の名前が記してある表にいつまで経っても書き加えてもらえなかったこと。

そして、私は静かに結びました。
その他例を挙げたらきりがありません。それでも、かつて聖職と呼ばれた先生方に家庭や、その他の場所で傷つけられた子供たちを、どうか救ってくださいとお願いしたいのです。迷惑だと言われるかもしれませんが、私は、それでもお願いしたいのです。

私が話している間、学校長らはずっとメモを取っているようでした。私の話が済んだ後も下を向かれたままでした。しばらく間があって、佐々小学校長が教職員の資質の向上のため定期的に職員同士で研修を行っている話をしてくださいました。
また、教育長も小学生の頃が重要で、教師が注意深く子供たちを見ていかなければならないと話されました。

私たち大人は、もっともっとさまざまなことを心を開いて語り合うことが必要なのだろうと思います。
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子供は私を追い抜いて行く

2006年02月08日 | 私塾
昨日、午後6時半から町の老人保健福祉計画及び介護保険事業計画策定委員会の第3回目の会合に出席してきました。
4月からの介護保険制度改正に向けて、どこの自治体も介護保険事業を主に高齢者の保健福祉計画を新たに策定し直している最中だと思います。

予測を超えた急速な人口減少化社会における少子・高齢化は私たちの国の将来に暗い大きな影を落としています。
そんな中、山あり谷ありの人生を長く歩んでこられた方々に、いかに幸せな老後を過ごしていただけるかという老人保険福祉及び介護保険事業、これをどのように考え進めていくか、たいへん重要な問題です。

2000年に始まった介護保険制度ですが、今回初めての大幅見直しとなりました。要は、介護給付費の伸びをどう抑えるかが目的です。
今回の改正案は今年4月からの施行となりますが、特別養護老人ホームなど施設の居住費用、食費の全額負担は昨年の10月から実施されています。おそらくは多くの高齢者及び介護する家族の方々にとって、これは深刻な問題だと想像されます。

きょうは朝から雪が舞っています。このところ、出かけるとしばらく帰って来ないミィーちゃんも、さすがに早々のご帰宅です。
秋篠宮妃が第3子を懐妊されたとテレビでは華々しく報道がなされています。

西町には現在21名のお一人暮らしのご高齢者がいらっしゃいます。今、みなさんは何を思い、どう過ごしておられるのでしょう。
人が生きるとはどういうことなのでしょうか。あらためて考えています。

会合が済み次第帰宅しました。すぐ教室に顔を出すと、中3の男の子が「合格しました」と報告してくれました。公立高校の推薦入試の発表が行われたようです。
「もう3年間過ぎたんだなぁ~。これで君ともお別れか。お互い、少しは成長できたかな?君は、背だけは確実に伸びたけどな。俺より大きくなったもんな」と私が言うと「6年生の今の時期に入りましたから、ちょうど3年経ちました。あの頃150cmでした。心も成長しました。それから、卒業までいます」と彼。
「峰野宅」の掲示板に何度か書き込んでくれたこともある周平君です。サッカー部のキャップテンを務め、生徒会の会長もやりました。そういう子だからこそ、彼には高いものを求めてきました。身長は、あの頃から20cm以上も伸びました。

身長と同じくらい、彼は心の丈も伸ばすことができたでしょうか。彼が、それを伸ばせるように、私は上手に彼に添うことができたでしょうか。
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喜びも悲しみも

2006年02月07日 | 夫婦
昨夕、帰宅した女房どのが「はい、耳あて」とイヤーバンドを差し出します。「ン?」
何か必要なものがでてくると、私は、たいてい女房どのに頼みます。そうすると、遅くとも翌日までにはちゃんとそろえてくれます有り難いことです。

しかし、耳あては頼んでいません…?そういえば、日曜日に耳が冷たかった話を記しました。
女房どのは、このブログの愛読者でした。

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一歩踏み込め

2006年02月05日 | 町内会長
きょうは月に1度の町内会清掃の日でした。夏場と冬場、清掃開始時刻が異なります。
11月から4月までは冬時間、午前7時半と8時の開始となります。時間差があるのは溝掃除の関係で、高い所に位置する班が済んでから低い所が行なわれるということです。下水道が整備されていなかった頃の名残りです。
町内会清掃が行われることを有線放送で告げるのは町内会長の仕事です。こちらは夏冬関係なく午前7時に行います。

今朝は、めっぽう冷え込みました。エアコンの温度計によると外気温は氷点下6度でした。こんな朝は耳が痛いんです。子供の頃は、よく耳の外側がしもやけになりました。かさぶたができたのを思い出します。

いつもは公民館を開け、そのまま町内会を回るのですが、この日は長崎県知事選挙、いったん家に帰り、女房どのと連れ立って1番に投票所へ向かいました。

年度末です。処理しなければならない書類が山積です何から手をつけていいか…。片っ端から手をつけなければなりません。
毎年、自身の確定申告が最大の課題でしたが、今年は町内会のことがあります。補助金申請のための町内会公民館運営活動・婦人学級活動の実績報告書と収支決算書を作成し町に提出しなければなりません。事業計画、予算作成もあります。
3月に入ると町内会の総会があります。それに向けての資料作成、準備が待ち受けています。あまり楽しい作業ではありませんが、乗り切らなければなりません。

きょうから始動です午後から、会計さんと2時間ほど打ち合わせました。
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母親の愛と商業主義

2006年02月04日 | 家族
午前中、図書館で「読み聞かせ」を楽しみました。図書館での「読み聞かせ」には就学前の小さい子供たちが多く参加してくれます。ホント、可愛いですよ私は、おじいちゃんになってもこんな可愛らしい子供たちと絵本を楽しんでいるのでしょうか。初めてそんなことを思いました。
 
お昼から、女房どのは有紀さんに食べさせたいとサザエの炊き込みご飯作り。出来上がったものを届けるためにくるみさんと共に大村まで車を走らせました。

母親の愛情は山よりも高く、海よりも深いことをあらためて思います。同時に、その母親の愛情をゆがめてしまう商業主義の罪を思います。
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