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釣りしのぶ

2014-07-25 08:51:43 | 日記
暑い夏。思い出すものが多い。いや、夏に限らず子供のころは、季節を感じるものが多かった。夏、朝はラジオ体操に始まり、夜は盆踊りや納涼大会、縁日、花火。浴衣がけで家族で縁日には出掛けた。今のように食べ物ばかりでなく、風情のあるものが売られていた。朝顔の仕立てたものや釣りしのぶがそうだった。ガラスの風鈴が付いた釣りしのぶを祖父が買ってくれた。それは軒下の風情だった。『シノブは山地の樹木や岩肌に着生して育つシダで、強健で乾燥に強く、水がなくても「耐え忍ぶ」ことからこの名がつき、そのシノブを吊るすことから「吊り忍」といいますが、縁起よく「釣りしのぶ」と書くようになりました。』釣りしのぶが欲しくて、ネットで探してみると前記のような注釈があった。釣りしのぶの風鈴の音を聞きながら、花火をした庭の思い出は、マンションの部屋では遠い昔になってしまった。


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