朝のNHKの連ドラ、「花子とアン」。いままでの朝ドラよりも結構熱心に見ている。理由はなんとなくわかっていたが、それを認めるのが怖かった。髪を染めに美容院に行ったら、女性週刊誌に「花子とアン」の話が出ていた。タイトルは「愛情をエネルギーに変えた女性」とあった。愛情をモチベーションに何かをしていく人生だ。その生き方をみてほっとしていたのかもしれない。歩んできた人生、形あるものはなにもない。自分のしたこととはいえあまりにも無残で悲しいと思った。「人を愛しただけだった」のだと。でも、自分を押し高めたエネルギーを否定することはできずにいた。はなを支えた英語の辞書のようなものがあった。その集大成を今しているような気がする。「なぜ、そんなに頑張れるの?」という質問にやっとこぴっと答えられるかな。「愛情よ!」と。
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