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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

2016-10-01 11:17:26 | 日記
 カレンダーをめくるとあと2枚。1日、1日冬に向かおうとしている。夕焼けチャイムの時間が暗くなりだした。静かな秋に、読書も運動も思うようにできない。網膜剥離の手術をした眼は良いのか悪いのかよくわからないが、見えているからOKという感じだ。眼の手術の話を周囲にすると、白内障、緑内障、網膜の病気で目が悪い人がなんとも多いこと。「失明するのを待つだけ」と緑内障の友達は言う。みな、老後は読書を、編み物を、などなど考えていたのに・・・。できることは限られてきた。

 メールや電話がかかると、ご自身がご病気か配偶者やご両親が病気やその介護などの話題が多い。「長生きするのも考えてしまうね」とか「病気だから治療しなくてはならないし・・・」などなど悩みは尽きない。連日のニュースのオリンピック開催も、この国はそんなことにお金をかけていいのか とも思う。経済効果がどれほどでも、「不安」を持って生きる人が多いのに、なにがお祭りだ と思う。確かに、介護保険や社会福祉で介護などは助かる部分もあるが、メンタル面の上皿がない。奥様が2か月入院中、治る見込みはないけど少しでも楽にはしてやりたい、病院通いも疲れて、家に帰ると何もしたくない・・・そんな愚痴を言えるところはないのか。人生の終わりに来るのが老老介護とは・・・と言う。孤独で病や介護と闘う人が多い。病院へ行くとエネルギーを吸い取れれるような気がするという。なにか少しでもエネルギーをもらって帰れるところはないのか。病院内にそんなサロンでもあればいいのに。

 交通事故の圧迫骨折、網膜剥離と続き、私は人生の終わり方を考えるようになった。身辺はだいぶきれいになった。でも、整理しきれないものがある。秋の夜長はついそんなことを考えてしまう。 

 

 
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