gooブログはじめました!

あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

最も弱きもののために

2016-12-22 21:34:53 | 日記
 12月とは思えない生暖かい風が吹いています。新潟県の糸魚川市の中心部で大きな火災がありました。この暖かい強い南風が火事を大きくしたようです。この年の暮れに、焼きだされた人になんと言葉をかけたらいいのかわかりません。

 街はクリスマスムードです。日本では、バレンタインデーもハロウィンもクリスマスもすべて商業ベースで、何が何だかわからないお祭りになります。クリスマスに教会では、生活困窮者のためにカラーなど作りクリスマス会をするところがあります。聖イグナチオ教会では約250名の方たちを招くようです。石鹸や靴下、タオルや使い捨てのカイロ、そしてお菓子をプレゼントするようです。まだまだ、路上で生活する人たちがどこの街にもいます。そのような人たちを「やる気がなく、だめな者たち」とか「気持ちが弱すぎるのだ。誰だってつらいのをがんばっているのだ」と言う人もいます。世の中には、気持ちが強くもてる人もいれば、同じことにあってもくじけてしまう人もあります。すべての人が強く生きられるわけではありません。倒産する会社とわかっていて就職する人もいません。ほんの少しのつまずきがどんどん這い上がれないような状態になることもあります。

 繁栄だけがすべてではない と思います。スウェーデンが福祉に力を入れたのは「この資源の少ない国では、人が何よりの資源である」ということからだそうです。

 マザーテレサの言葉に「主よ、今日一日 人は人であるという理由だけで どんな人でも愛するためにわたしの心をお望みでしたら 今日、わたしのこのこころをお貸しいたします」があります。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする