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 中秋の名月

2018-09-24 21:11:27 | 日記

新幹線の小田原駅に着くと、中秋の名月が山にかかっていた。静岡あたりまでは雲が多かったが、小田原はきれいな月が出ていた。宵闇がせまるなか、新幹線の車窓からぼんやりと景色を見ていた。先日、サッカー大会でお加減が悪くなられた方が入院している病院へお見舞いに出かけた。ご高齢なので、自宅から離れた病院で一人入院しているのは、いくら気丈夫な方でもつらいだろうと思った。せめておいしいお茶でもと入れていったが、やはり時間がたつとまずい。それでも退院日も決まり、お元気そうだった。これから年内は運動は無理らしい。サッカーの調子がよかったので、さぞ残念だろう。

サッカーの取材を始めて、目の前で3人の方が亡くなられた。(救急車で運ばれて亡くなられたのではあるが)カメラでボールを追いかけているので、どうしてもその場面にいるようになる。サッカー仲間は「芝の上で倒れて亡くなるなんて本望だよな」と羨ましがる。私はいつも複雑な心境だった。ご本人はいいのだろうが、ご家族は・・・・。

月を見ていて、急に心細くなった。これから取材が多い。6月にめまいがひどくなったことを思い出すと、不安が残る。心配したらきりがないが、弟は海外勤務、住まいの近くならいいが、取材先でなにかあったら・・・。取材に出るときは、いつもいい加減ではあるが部屋を整理して出かける。入院用品?が入ったバックは知人がわかるように詰めてある。

名古屋まででも、日帰りのお見舞いは疲れる。ほっとしたこともあるのかもしれない。比叡山で買ってきた塗香があった。お線香よりも香りが強く、心を落ち着かせてくれる。今夜は月を見ながら、静かに過ごそう。

 

 

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