土曜日は少しのんびり寝ていられます。雨降りの朝、今日は知的障害のある子のお手伝いです。金曜日には「明日、雨だけど行くの?」どいう電話。(最初から雨だと言ったでしょ・・・)彼女は雨でも来てくれるのかと心配なのです。ともかく、心配や不安がよく出てきます。家の片付けの後、フードバンクでカレーが食べられるので行きたいというリクエストに応えて市民センターへ。
彼女はフードセンターで自分も食料の配給を受けられるのか知りたかったようです。(カレーが目的ではない)オープンの食事・食材の支援は誰でもOKで、定期な配給には、条件があるので相談ということでした。結局、彼女は諸々の相談がいやなので諦めました。主催団体の代表理事とお話をしましたが、支援(介護も)の項目だけは認められいても、実際には支援を受けられないことが多々あるようです。その問題をどこへもっていけばいいのか??
4時間ほど、彼女にお付き合いをして帰宅するとくたくたでした。エネルギーを恐ろしく持っていかれます。でも、毎日、彼女以上に支援を必要とする人と向かい合っている人はどんなにか大変かと思うのです。それが身内であれ、介護施設の人たちであれ。
この国はなぜこんなに貧しい国なのでしょうか。ほんの少しだけヨーロッパの福祉制度を学んだものとしては、ただその場だけの給付金支援では何もならなということです。ヨーロッパは何年、何十年もかけて改訂してできたシステムなのです。
珍しくサッカー友からも電話がありました。脳梗塞で倒れたお兄さんの記憶は戻らず、手続きが大変だということでした。これもまた、戸籍とか印鑑とかの問題です。「兄弟だといったら、兄弟なのにな」。
今日は雨の天気でした。いつ晴れるのかとスマホで彼女と検索しました。二人のスマホでは(現在地の)天気が違うのです?!えっ!天気が違うよと彼女が笑いました!その笑顔にほっとしました。福祉の谷間の少しの青空でした。