春に三日の晴れなしと言いますが、それでも朝の室温が10度を越していますと、天気がよくなくても身体が楽です。午前中は晴れのようなので、また、琵琶湖へランチに行きました。琵琶湖は春霞という感じで、あと一息で桜のつぼみが開きそうです。大きなメロンパンをかじり、野菜不足にならないようにとジュースを飲んで、琵琶湖を前にしている時間は、なにものにも代えがたい時間です。ああ、ここにきてよかったと。物質的なものは残りませんでしたが、この自由な時間だけが残りました！
昨日あたりから卒業式があるようです。12日のミサのお説教で、神父様が子供たちのために有名な聖書の一節「サマリヤの女」をアルバムの話に例えてしておられました。今でも、卒業アルバムはあるのでしょうか。私も捨ててしまった写真はたくさんありますが、幼稚園、小学校・・・・と残っています。幼稚園の時の写真でも、お名前と住んでおられた所はよく覚えています。各時代のアルバムは、その時代の懐かしい思い出でいっぱいですね。
今は、ほぼ毎日季節の移り変わりや日々の料理などをスマホで撮っていますが、Gooleフォトですと、1年間への今日とか、この日を覚えていますか？などと毎日以前に撮った写真を紹介してくれます。ああ、去年はまだ、桜が咲いていなったのか・・・などを思い出します。懐かしい思い出の写真・・・。
二人の思い出の写真はありません。そのほうがいいと思いました。見た景色を心に刻んでおくために。その時の表情などをふと思い出すのが、いとしさを思い起こさせてくれます。
でも、災害や戦争で大事なアルバムを失った人たちのことを思うと、胸が痛みます。水を被ったアルバムを再生していましたね。幸い、私には大事な卒業アルバムが残りました。その写真1枚1枚が、神さまからのプレゼントなのだと、神父さまは子どもたちに話しておれました。
