仕事からの帰り道、茜色の夕焼けが見事でした!オレンジ色ではない茜色なのです。熊本の天草から熊本市内へバスで戻るときの、追いかけてくるような夕焼けは忘れられません。私がこの地に来ようとした思ったのも、琵琶湖に沈む夕日でした。大家さんの庭から聞こえてくる虫の声が大きくなりました。蒸し暑くやたら暑いというような昼間とは少し感じが変わります。
学童クラブで生徒が宿題をしていてわからなくて先生に何回も質問したけれど、なにも教えてくれなくて時間が無くなると家で自分でやりなさいと言われたと家に帰り母親に言いつけたようです。幸い、リーダーがその教室にいて、それが事実でないことをわかっていました。そのクレームが母親からクラブのほうにきて、昨日母親とリーダーとその場にいた先生とで話し合いました。母親は娘はなにも教えてもらえず(相手にもされず)帰されたと言い張ったそうです。かなりの剣幕だったとか。さらに子供の交えて廊下での話しも子供が責められる始末だったとか。リーダーも何の落ち度もないことへのクレームで理不尽でしかないと。
昔、塾を経営していたこと、子供の嘘で母親からクレームが来ることはありました。子供は怖いと思いました。自分を守るためのうそは平気でつきます。(大人もですが)そして、母親もその子供の嘘を信じてしまうことです。ところが、今回あとでお聞きすると、母親は自分の子どものいうことを信じているわけではないそうです。子供に対してもきつく責めたらしいです。結局は子どもは「わからない、覚えてない」と逃げたそうです。
昔は、母親とはそういうものだ(子供のいうことを信じてしまう)と思いました。ああ、今の時代はそうではないのか・・・。それの是非は別として、昔、親は子供をかばい、信じるものだったと思います。
自分に自信のない私は、なかなか相手を無条件で信じることが出来ませんでした。むしろ、なにかあると悪い方へ考えてしましました。それで、だめになることもありました。
「信じる」と「信じている」とは違うとバスケット日本代表のホーバス監督は話しました。「信じている」から勝てるのだと。
自分の心が安定して、前向きに進めるようになりました。大事な人が誠意をいつも尽くして下さったので、「信じている」人生を歩けるようになりました。
合格率は100%だった中学受験の仕事は、「だいじょうぶ、受かるよ、信じているから」そう、子供に言って寄り添って決めたものでした。