朝方、足元にかける綿毛布を探すようになりました。暑さで目が覚めることが少なくなりました。それでも、昼間は蒸し暑く冷房の中にいるとほっとしています。
やっと夏の厳しい毎日から解放されほっとして、前から気になっていたご飯茶碗と湯飲み茶碗を買いに出かけました。祖母も母も縁がかけた食器を嫌いました。そう言われて育ったせいか縁のかけてしまった茶碗が気になっていたのです。夫婦のものは、片方がかけると夫婦でなくなるので、好みのものを2つ選べばいいと思いました。でも、おかしなことに最後選んでみたら夫婦だったのです。夫婦は夫婦ですね。
14年くらい使った冷蔵庫をいよいよ買い替えるときになりました。ちょうど寿命を全うした感じです。14年前と思い出すのですが、買った時の記憶があまりはっきりしません。その間に2011年の地震の影響もあり、3回ほど引っ越しをしました。大変な時代を共にして、この地に遥々やってきました。
明日、冷蔵庫が届くので、中身は極力整理しました。ついでに、「ご苦労さまでした」とお掃除をしました。掃除をすると、きれいでまだ使えそうです。笑。
少し前に、自分と生き方が違うので離れたいと思った方がありました。根本的なことなので、昔なら「さよなら」でした。でも、私の中で何かが変わって、なにか許せるようになりました。彼女はとてもよくして下さったのだと思えたのです。お互いが生きてきた人生が違うのだから、価値観が違って当たり前なのだと思えたのです。
物はいつかは壊れるので、さよならは仕方ないですね。(ひともいつかはなくなりますが)でも、この年になると、神さまが巡り合わせてくださった「縁」を大事にしようと思うのです。もし、仮に「さよなら」を言わなくてはならないとしても、最善は尽くしたいと思うのです。