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母へ もっと一緒にいたかった

2024-05-04 20:26:36 | 日記

みんな、どこへ行くのだろう?と思うくらい田舎の電車も混んでいました。5月4日、みどりの日。昔、昔は憲法記念日と子供の日の合間の日でした。私の母校(高校)は、合理的な?高校で4日を創立記念日にしてしましました。いまは、堂々とお休みですね。笑。暑いくらいの日ですが、空気は乾いていてさわやかです。

5月2日は、母の7回忌でした。まだ、弟がベトナムから帰国しないでいるため、遺骨は私の所にあります。それがいまも私の支えでもあります。3回忌の頃などよりも母のことを思い出すことが多くなりました。3歳までは母の愛情をたくさん受けていたのでしょうが、弟が生まれてからは身体も弱かった弟のことでいっぱいだったようです。しっかり者の長女ということで、あまりかまわれることもなく育ちました。ほとんど、祖母が私の面倒は見ていました。それはひとつの人間関係の取り方の癖になったようです。

さまざまな確執もありましたが、今思うと、母は私をいつも応援してくれました。失敗しても責めることはなく、またやればいいでしょうと、次への道を一緒に考えてくれました。それは親子というよりはよき友という感じだったり、ライバルだったりしました。普通の親子ではしないような話もたくさんしました。

母が認知症になって、本当は一緒に暮らせればよかったのですが、仕事がどうしても地域を選ぶものだったことや、大きなコピー機が実家には運び込めないなどのことで、そばにいてあげることができませんでした。デーサービスから帰ってくると、いつも電話をかけてくる母。その気持ちが、このごろ特によくわかるようになりました。(おかあさん、ごめんなさいね)

マリア様の隣にいる母。誰とも差別なくお付き合いをしていた母。でも、最期はさびしかっただろうなぁ・・・。もっと、もっと一緒にいればよかったね・・・。

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