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昭和の時代 

2020-11-02 17:21:43 | 日記

朝から雨が続く。さすがに外出はひかえた。気持ちが落ち着いている。たまっていた事務的な仕事が少し進んだ。これから150通を超える手紙を出さなくてはならない。少しずつ準備を と思う。少し気が重いが。

4時ごろから、NHKのオンデマンドで「昭和元禄落語心中」の第1回を見た。幸い、映像が途切れることがなかった。結末を知っているが、放送で見たときは気が付かないことが多く、ドラマに引き込まれた。昭和のたたずまいを感じるのがいい。

朝早く琵琶湖へ白鳥を見に行ったとき、朝食をマックでとった。田舎で朝早く開いている店もなく、最近できたというモダンなマックに入った。ほとんどマックで何かをたべることはなかった。朝から食べられるだろうか?400円もしないで朝食が食べられる。若い夫婦が家族で日曜日などマックへ出かけるのもわからなくはない。

「昭和の食卓」のレシピを作り出した。大きな茶碗蒸(おいしかった!)、しょうがの煮物(佃煮)、カブとレモンの酢の物、など作った。ありあわせの材料でできるような質素な料理だ。我が家にぴったりだ。昭和はこういう時代だったのだなぁ。祖母と母が毎日料理を作っていた。それが日常で、ハレの日には、祖母が出前を取ってくれた。ラジオからは落語も流れていたし、TVでは、野球の放送やボクシングやレスリングの放送も多かった。そんな子供時代を思い出した。

今の子どもたちが大きくなって、何を思い出すのだろうか。スマホの中の仮想ゲームなのだろうか。私は、記憶の中の時代に戻りたくて、この地に来て、木造の長屋に住んでいる。ここが心のふるさとなのだろう。


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