こころに響くことば

日曜日なのに早起きになりました。昨夜から目が覚めずに眠れたからでしょう。気になっていたお友達へのお礼や掃除、料理と忙しい1日となりました。町の駅で買い物した野菜を使って野菜たっぷりのお味噌汁や煮物を作りました。新鮮な野菜なので、とても柔らくて甘いです。ここに住む特権です。

昨日、TVでこころに響く言葉は「水のような言葉」だと話していました。俵万智さんは「NHK短歌」ｘ「光る君へ」特集で話されていました。あれこれ推敲する言葉よりもパッと発せられた言葉のは人の心に響くけれども、その後は忘れられてしまう、というお話でした。それを「水のような言葉」と言われていました。なるほどなぁ、と思いました。

最近、心打たれた言葉（話）はノーベル平和賞を受賞された日本被団体協の田中さんの授賞式の演説です。92歳で海外へ、そして、力強い思いのこもった演説。最後まで感動を与えてくださいました。「思い」だけで生きておられると感銘を受けました。

そして、中山美穂さんへの元夫の辻仁成さんの追悼メッセージでした。365日書いている日記が書けなかった・・・というところから始まる、その深い哀しみと美穂さんへ対する尊敬や感謝の想い。そして、現在、交際中だったという永田さんの追悼メッセージ。その想いは単なる男女の関係ではなく、やはり尊敬や感謝の言葉でした。

憎いくらい愛されていたのですね。改めて彼女の素晴らしさを感じました。

探す言葉ではなく、長年の感性から出る言葉。忘れられてもいい。心に響く言葉を伝えられたら・・・。