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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

心に刻まれた記憶

2014-09-04 03:47:40 | 日記
 何十年ぶりかに大学時代を過ごした街に出かけた。駅も変わっていたが、途中の乗り換え駅の階段はそのままだったり、ごちゃごちゃした街の片隅に取り残された昔があった。人の記憶は不思議だと思う。つい最近のことでもあまり覚えていないこともあれば、定かでないはずなのに妙に鮮明に覚えている古い記憶がある。それは日常ではなく、どこかへ旅した時のような非日常が多い。その記憶がどこまで正しいのかわからない。降りしきる雪であったり、海に沈む美しい夕陽だったり、ただだれかがその時を共有しているということだ。自分があの世に持っていけるものは、そのような記憶だけのような気がする。それは誰にも盗まれない心に刻まれた美しい記憶だ。

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天高く

2014-09-02 12:05:11 | 日記
 久しぶりの青空。空が高い。陽射しは強くても、やはり空気は秋の気配がする。週末留守にしたので、早々とスーパーに買い物に行く。梨、栗、ぶどう と秋の果物や野菜がでている。花もりんどうの紫色と白が涼しいそうだ。とはいえ、体は重い。一昨日から乗り物に乗ると片頭痛がひどい。どうも肩こりがひどく疲れらしい。ふと夜中に目が覚めることが多い。考えなくてはいけないことがあるからだろう。今日の新聞に「おかげさまで生きる」矢作直樹著(東京大学医学部緊急医学分野教授)の紹介があった。どの言葉もその通りだと思う。そうだ、本を買って大磯のこゆるぎの道でも歩きに行こう。こんな天が高い日に家の中で悩んでいることはない。「私たちがあの世に持っていけるのは、様々な経験から得た記憶だけ。」 だそうだ。

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