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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

荒木一郎

2014-09-19 15:00:16 | 日記
 その街を夕方訪れたのは3回目だが、秋になり同じ時間を歩いてもとっぷり街は暮れてしまうようになった。よく知らない街の夜道はさびしい。そんなときは妙に落ち込む。人生全て失敗の連続だったと。ふと荒木一郎の歌の一節を思い出す。「複雑な人生に 時としてつまずき 君は絶望の声も あげただろう」 歌の題名は「今日にさよなら」だったか。荒木一郎を知っているのは、「こんばんは 荒木一郎です」のDJをラジオで聞いた人だろうか。ああいう不良の匂いが好きだったのか。前にもぶろぐで「ほろ苦いコーヒー」として書いたが、やはり彼は青春だった。でも、もう「真っ赤なコート」を着せてくれる人はいない。右へ行く方がいいところを左に行ったり、すべてその選択を間違えた気がする。独り帰る電車はやはりさびしかった。

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レシピ

2014-09-17 14:46:20 | 日記
  さつまいもを頂いたのでスイートポテトを作ろうと思いました。「そうだ、確かレシピがあった」とファイルからとりだしました。わがレシピ集。料理の本のほかにインターネットからダウンロードしたものです。お菓子類とおかず類とかなりの量です。「これを作ったのだなぁ」と思い出します。一生懸命だった。もちろん、今はあまり作れないのは経済的なこともあるけれども、やはりエネルギーが減ったのでしょうか。あんな風に一途に生きられた日が懐かしい。また、そんな日は来るのでしょうか。今日はスイートポテトを20個に挑戦。まだ、大丈夫かな。

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ロマンスカー

2014-09-13 16:59:06 | 日記
 仕事で小田原で乗り換えるので、久しぶりに小田原の街に出てみた。やはりなんとも言えないローカルさがあるのでほっとする。そういえば、都内に住んでいるときは小田急のロマンスカーに乗るのは楽しみだった。新宿から箱根まで1時間位だが、どこか遠くへ旅に出るような楽しみがあった。ロマンスカーに乗ると、よく紅茶を頼んだ。これが楽しみだったかもしれない。最近はわからないが、カツサンドもおいしかった。新幹線とは違う旅の味わいがある。新幹線はどうも仕事の匂いがする。そう、ロマンスカーなのだ。隣にロマンスがあったのかもしれない。もう少し秋が深まったらススキの原でも歩いてみたい。さびしいかなぁ。ヨーロッパの秋の旅には行けないが、わざわざ新宿からロマンスカーに乗って箱根に行くのもいいかもしれない。あの紅茶の香りがするだろうか。

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あっぱれ

2014-09-10 22:51:50 | 日記
 9月9日。母を連れて物忘れ外来に行きました。本人もかなり気にはしているのですが、どうしても自分の状況は認めたくなかったようです。母も知っている私の知人が心配して と連れ出しました。こじんまりとした診療所に安心したようです。やさしそうなハンサムな先生も気に入ったようです。「物忘れ」に「認知症」という病名がつきました。初期の状況でまだこの段階なら・・という先生の言葉でした。患者を最大限尊重した診察は、母に勇気を与えました。その「認知症」を母はしっかり受け止めました。これからの過ごし方に覚悟ができたといいます。その受け止め方は、我が母親ながらあっぱれでした。診断くださったお医者さまだけでなく、ケアマネージャーさん、ペルパーさん、デーサービスの介護師さんたちのあたたかい心が母に前向きな1歩を踏み出させてくれました。どうか、このあっぱれな母が最期まで人として尊厳を保って生きられますように。


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十五夜に

2014-09-08 11:03:14 | 日記
 今日は旧暦の8月15日。朝日新聞天使人語に、井上ひさし氏の「芭蕉通夜舟」という芝居に「なぜ月はあんなにも美しいのだろう。なぜだ?たぶん、月に持ち主がいないからだろう」というセリフがあると紹介されていた。いいセリフだ。月夜というものは、ひとをロマンチックにさせることもある。そうかと思うと、ヨーロッパの伝説ではないが、狼のように月に向かって吠えたくなるような気持ちにもなる。そういう魔力もある。遠く離れた恋人が、同じ月を見てくれているだろうか という思いもあるようだ。「嘆けとて 月やはものを 思はする
  かこち顔なる わが涙かな 」だれの和歌か覚えていたら、西行の和歌であった。今宵は雨か?何を想おうか?

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