■たった一度の人生だから/星野富弘・日野原重明
■内容
詩画作家の星野富弘さんと日野原重明さんの対談集。
2006年陽春のある日、日野原重明さんが星野富弘さんを訪ねて
群馬県・富弘美術館を訪れた。健康について、人生の転機について、
平和と未来についての尽きぬ語らいがあたたかい励ましと希望を
与えてくれる。
■感想 ☆☆☆
薄く文字も大きいため、30分ほどであっという間に読み終える。
しかし、物足りなさは感じない。語られている言葉に重みがあり
読み終えた後も静かに、そして真摯に自分自身を振り返る
時を持つことが出来る。
「いちばん喜びを感じるのは、人のために、他者のために何か
できた時や、自分のやっていることが他の人に喜んでいただけた
時なんです。」
「いのちというのは、自分だけのものじゃなくて、
誰かのために使えてこそ、ほんとうのいのちではないかと
思いました。」
こういった言葉を私が使うと、その瞬間にこの言葉は偽善の塊に
なる。ウソクサクなる。薄っぺらい言葉の羅列になってしまう。
しかし、この言葉を星野さんや日野原さんが発すると、この言葉は
力を持ち始める。重みが出る。
言葉は単体では力を持たない。発する人の普段の生き様や人柄が
その言葉に力を与える。だから、星野さんの言葉は読者に勇気と
志と希望を与えるのだと思う。
大きな何かを成し遂げる前に、日々の生活の中で小さな目標を
達成し続けることの大切さを、小さな目標をもてる心の健康を
そして、そういった自分の幸せを忘れないようにしたい。
■内容
詩画作家の星野富弘さんと日野原重明さんの対談集。
2006年陽春のある日、日野原重明さんが星野富弘さんを訪ねて
群馬県・富弘美術館を訪れた。健康について、人生の転機について、
平和と未来についての尽きぬ語らいがあたたかい励ましと希望を
与えてくれる。
■感想 ☆☆☆
薄く文字も大きいため、30分ほどであっという間に読み終える。
しかし、物足りなさは感じない。語られている言葉に重みがあり
読み終えた後も静かに、そして真摯に自分自身を振り返る
時を持つことが出来る。
「いちばん喜びを感じるのは、人のために、他者のために何か
できた時や、自分のやっていることが他の人に喜んでいただけた
時なんです。」
「いのちというのは、自分だけのものじゃなくて、
誰かのために使えてこそ、ほんとうのいのちではないかと
思いました。」
こういった言葉を私が使うと、その瞬間にこの言葉は偽善の塊に
なる。ウソクサクなる。薄っぺらい言葉の羅列になってしまう。
しかし、この言葉を星野さんや日野原さんが発すると、この言葉は
力を持ち始める。重みが出る。
言葉は単体では力を持たない。発する人の普段の生き様や人柄が
その言葉に力を与える。だから、星野さんの言葉は読者に勇気と
志と希望を与えるのだと思う。
大きな何かを成し遂げる前に、日々の生活の中で小さな目標を
達成し続けることの大切さを、小さな目標をもてる心の健康を
そして、そういった自分の幸せを忘れないようにしたい。