のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

予定外と予想外と予想通りの週末

2007年12月14日 19時26分57秒 | 日常生活
金曜日、なんとも幸運なことに実家のすぐ近くにある企業へ
出張することになり、ついでに実家に戻ってきました。
母親は仕事場の忘年会だったため
父親と妹、そして妹の婚約者と共に鍋会。
人懐っこい婚約者君は、現在、のりぞう一家で唯一、寡黙な人柄を貫いている
父親と仲良くお話しようと、現在、果敢に挑戦中です。
家族のイベントにも積極的に、そしてナチュラルに参加します。
またそれがちっともイヤではないようです。
うん。いい義弟くんだ。

そんな義弟くんの奮闘もあって、
彼が参加するまでは「ここ」(食材を入れる場所の指示)とか
「まだ」(さかんに食べようとする娘二人を制する言葉)とか
「もういい」(食べてもいい、という許可)といった
鍋奉行的単語しか発していなかった父親から
「そこ食べなさい」とか「遠慮せんで食べり」とか
「まだ食べられるやろ?」というような文章をひきだすことに成功。
あたたかい鍋を囲んで、家族の交流が深まりました。

食後は、みんなでカラオケに行くことに。
母親がすぐに合流できるように、家のすぐ近くにあるスナックに入ります。


・・・・スナック?!
父!!それ以上飲んだら、母に怒られるよ?大丈夫?!

しかし、父上は既に気持ちが大きくなっているらしく
「まだ二杯しか飲んどらん。あと三杯しか飲まん。」と繰り返すばかり。
いや、確実に二杯以上飲んでるってば。
そして、確実に三杯じゃ終わんないってば・・・。

とは言え、飲んだほうが父の口はやや滑らかになるのです。
義弟君のためにも、もう少し飲ませたほうがいいかも。
妹も同じような考えに至ったらしく
「ねえ。師匠と師匠のジュニアも呼んでみたら?」
と父に提案しておりました。

師匠と師匠のジュニアとは、今年から新たな仕事に挑戦している父親が
いきなり「3ヶ月ほど修行をさせてください!」と飛び込んでいったお店の
社長と社長の息子で、文字通り父親の師匠的存在です。
3ヶ月の間に、意気投合したらしく、修行が終わった今も
父親の良き相談相手であり、飲み仲間として仲良くしているらしいのです。
いつも話には聞いてるけれど、会ったことはないのりぞう。
噂の二人に会えるのねー!!と義弟君そっちのけでわくわく。

合流したお二人と師匠の奥様は、お話に聞いていたよりも
数倍ダンディで人当たりがよく、そして愉快な方々でした。
家庭では見せない父親の普段の様子などを話しながら
当初の目的でもあったカラオケを楽しみながら、
本来の目的ではなかったはずのお酒も思う存分、楽しみました。
妹の思惑通り、父親の口も随分なめらかになってきました。
しかし、のりぞうの心配どおり、父親の酒量も大幅アップ。
かぱかぱとお酒を飲みながら、平気な顔で
「まだ二杯しか飲んでない。あと三杯。」と繰り返す父親。
・・・ダメだ。父親のスイッチが入ってしまった模様。
こうなったら、誰にも父のエンジンを止めることはできません。

後で母に叱られても知らないからね?と父親をほっぽり出して
師匠と師匠のジュニアとお話をしていると、
なんと師匠のジュニアとのりぞうは同い年で、
かつ同じ中学校になるはずだったというご縁が発覚!
のりぞうが小学校六年の二学期で福岡市に引っ越したため
同じ中学に進むことはありませんでしたが
試しに、小学校時代のクラスメイトの名前を数名挙げると
めでたく近況を聞くことができました!すごい!!
調子に乗って、更に名前を数名挙げていくと
ジュニアの元カノにヒットしました。
すごい!!やはり世間って狭い!!
と、大興奮の金曜日。

・・・まあね。地元で同じ年だったら、
共通の知人がいるのは当たり前なんだけどね。
でも、そんな人とのりぞうの父親が知り合ったことが
「ご縁」だと思うのです。

当初の予定以上に大人数が集まり、
当初の予定ほどは歌えず、
当初の予定以上に長い時間、義弟君を拘束してしまったものの
楽しく歌って笑って語り合った金曜日の夜でした。

もっとも当初の予定以上に飲んでしまった父親は、翌日の朝、
のりぞうと妹の予想通り、母親に飲みすぎを怒られ、
週末はお休みしているはずのウォーキングに出かけていきました。