■ソクラテスの口説き方/土屋賢二
■内容
「なぜ結婚すべきか」「好まれる中年男」「命令に従わせる方法」
「妻のために死ねるか」など、人生におけるさまざまな難問を
あらゆる角度から笑い飛ばし、読めば読むほどなぜか戦意喪失させる
哲学の権威、土屋教授の爆笑エッセイ。
■感想 ☆☆☆
まったく内容はないのに、楽しく読めるエッセイでした。
ただひたすら屁理屈をこねくりまわして、人生のあらゆる深遠な
悩みについて考えている作品。
屁理屈のこねくり回し方が「哲学教授」っぽく、言葉遊びのような
感覚で面白く読み進めることができました。
よくよく考えると、(よくよく考えなくても?)くだらないのに
ついつい熱中してしまいます。
この作品の中で、一番ツボだった一節。
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そもそも、何が好きなことなのかは十代やそこらで簡単に
分かるようなものではない。私は大学卒業まで、学問を好きに
なるとは思ってもいなかった。五十代になってはじめて、結局
学問を好きにはなれないかもしれないと思い始めたところだ。
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そう。結局のところ、自分の人生でさえ、よく分からないのだ。
「自分探しの旅」をする方々にぜひ、読んでほしい作品。
■内容
「なぜ結婚すべきか」「好まれる中年男」「命令に従わせる方法」
「妻のために死ねるか」など、人生におけるさまざまな難問を
あらゆる角度から笑い飛ばし、読めば読むほどなぜか戦意喪失させる
哲学の権威、土屋教授の爆笑エッセイ。
■感想 ☆☆☆
まったく内容はないのに、楽しく読めるエッセイでした。
ただひたすら屁理屈をこねくりまわして、人生のあらゆる深遠な
悩みについて考えている作品。
屁理屈のこねくり回し方が「哲学教授」っぽく、言葉遊びのような
感覚で面白く読み進めることができました。
よくよく考えると、(よくよく考えなくても?)くだらないのに
ついつい熱中してしまいます。
この作品の中で、一番ツボだった一節。
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そもそも、何が好きなことなのかは十代やそこらで簡単に
分かるようなものではない。私は大学卒業まで、学問を好きに
なるとは思ってもいなかった。五十代になってはじめて、結局
学問を好きにはなれないかもしれないと思い始めたところだ。
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そう。結局のところ、自分の人生でさえ、よく分からないのだ。
「自分探しの旅」をする方々にぜひ、読んでほしい作品。